どれ位の期間ストレッチを続ければ柔らかい身体を得る ことが出来るのでしょうか?
「どれ位の期間ストレッチを続ければ柔らかい身体を得る
ことが出来るのでしょうか?」

というようなトレーニング期間や効果に関する疑問をよく
メールで頂きます

実際のところトレーニングの効果については、それぞれの
トレーニング環境や内容、その人の体質や、今までの経験
によっても大きく異なるので返答に困ってしまいます

うちのクラスに通う生徒さんでも、その人の体質やそれぞ
れ家で行うトレーニングの頻度や内容によって大きな差も
ありますし

うち以外のクラスや指導者の方々も、この質問に関しては
立場上無責任な事を言えない事もあって答えづらいのだと
思いますよ

でもその質問する気持ちも解らなくはないです

クラスに通っているわけではないからこそ
その人たち以上に

トレーニング方法あってるのかな? とか
順調に進んでるのかな? とか
負荷をどれぐらい与えれば良いのかな? なんて
メンタル面での不安を抱くのはよく解ります

そこで、トレーニングプランを立て易く目標を持ってもら
うために

ここにうちの生徒のデーターを例に挙げてトレーニング
期間や効果の目安を示してみたいと思います

あくまでも参考の為に なので

この例とは違うのですが、、、とか
例の人はどんな人なのですかなどといった、この例への
突っ込みや意見のメールはしてこないようにお願いします


では例を見てもらう前に
はじめに、これをちゃんと理解してください


コントーションや柔軟トレーニングは苦痛との戦いと思っ
ている人も少なくないと思います

それは正解でも間違いでもありません

なぜならば早く得たいが為に苦痛と戦って得る人もいれば
長いスパンで計画を立て程よい痛さしか感じないまま得れ
る人もいるからです

痛さにもいろいろな種類、そしてレベルがあり必ずしも苦
痛とは限らず、時には心地よい痛さや、程よい痛さもある
ということを理解して頂く事から、私のクラスではレッス
ンが始まります

これから私の説明する"痛さ"とは必ずしも嫌な苦痛とは限
らないという事を常に頭において説明を聞いてください


コントーションや柔軟トレーニングにとって痛さは絶対に
切って離せない関係。これを知らずして指導も上達も有り
得ないので避けては通れません

なぜならば、その痛さこそがメーターとなってその人の上
達具合、コンディション、危険などを教えてくれるからで


そうは言っても、人それぞれに痛さのとらえ方や、痛さへ
の敏感さ、痛さへの強さに差があり、それを正確に測れる
ものが無い

痛さにも単位があるらしいのですが、一般人でそんなこと
知っている人なんて少ないですよね
私自身そんな単位があることすら知りませんでした

そこで私は状態把握の為に、以下の決め事を生徒との間に
作ります

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ココからの説明も、この約束事の呼名を用いて説明します
のでしっかりと記憶しておいて下さいね

ではまず始めに、うちのクラスのできるだけ安全にといっ
た方法で横開脚(Side split)を行ってきた成人男性のグラ
フです

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この方の場合は、クラスは週に1回2時間のみで、クラスで
はそれぞれのストレッチ方法の間違い修正と、個人の成果
を記した日誌を基に新しい課題を与えるのみでした

仕事の関係でクラスに来れるのは週に1回のみ、そして筋を
痛めてしまうのは仕事に支障が出て困ると言うので
できるだけ安全に長いスパンで計画を立てた、痛みのレベ
ルをズキズキレベルまでのストレッチで80°から180°まで
の横開脚に挑みました

ストレッチがどんどん自己流になっていく傾向があり、何
度も修正に時間をとられたのもあって目標達成に7ヶ月かか
ってしまいました

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こちらはすでに120°までの開脚が出来ている高校生のテコ
ンドーをやってる女の子のグラフ

多少の無理は覚悟しているのでできるだけ早く横開脚(Side
split)を得たいと訪れました

この方の場合は、クラスは週に4回の毎回1時間30分でストレ
ッチの補助を私とこの女の子の親で担当しました

伸びに悩む段階でのクラス参加だったのですが、スポーツを
している事と若さもあって170°まではスムーズに行きました
最後に少しだけ伸び悩みましたが目標としていた3ヶ月でどう
にか180°近くまでいけました

一ヶ月を過ぎたぐらいに一度、痛めたような嫌な痛さを感じ
たことがあったので痛さレベルをズキズキレベルに下げて
様子をみましたが二ヶ月目に突入するぐらいで、家でのスト
レッチ時間を親が増やしたことで一気に伸びました


参考になったでしょうか?


スポーツによっては、うちのクラスでキケンレベルと
している痛さでのストレッチで180°の横開脚(Side split)を
数日で得てしまうものもあります
私もその練習を目にしたことがありますが、これは今までの
経験と怪我する限界の加減を知っているからこそ成せる方法で
一般の人が浅い知識で真似すると故障してしまう恐れもあり
お勧めできません

さらに短時間で得たものは短時間で元に戻ってしまうので
それを痛みと戦いながら維持し続けるのはとても大変です
その手間と苦労を考えると、多少時間が掛かっても
楽しくゆっくりと得る方法を私はお勧めします

試合やテストがあるという理由で時間制限がある場合は仕方が
無いですけどね


ここに挙げた例が、皆さんのこれからにお役に立てれば嬉しい
です

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もし私のトレーニングやクラスに興味が湧きましたら
ぜひ一度参加してみてください
と言いたいところですが、スイスなのでムリか(笑)

でも参加したら日本語を話せない外人が「ウッスーラー」とか
「ジワリ」とか言ってるのが聞けてとっても面白いと思いますよ
雰囲気も日本で持っていたクラスのときより明るい気がします

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by kinosuke_otowa | 2010-10-20 21:10 | Contortion
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