私たちがここで大道芸を始めてからもう一年が経ちます
この道での出会いをきっかけに色んな人たちと知り合い
ました
一つ一つの出会いに感謝です
そう思いながら大道芸の準備をしていると、ちょうど
前方から馬車がやってきました
広げた道具を慌てて集め、馬車が通り過ぎるのを待って
いるとその馬車がラムの隣で止まり、ラムに声を掛けて
きました
ラムがドイツ語でなにやら親しげに会話していたので
私は軽く会釈をし、会話を邪魔しないように再び大道芸
を開始する準備を進めてました
会話を終え馬車が通り過ぎた後、ラムに「誰? 」とたず
ねると
「以前パーティーに出演した時に出会った人だよDioさん
も一緒に居たじゃん」
と言われ記憶を遡ってみてもピンとこない
そろそろ、記憶力も落ちてきたのかな、、、
と悲しく思っていると
思い出しました!!
私が知らないのもそのはず、そのパーティーでも私は後片
付けに追われ、ラムだけが会食に参加してたからです
それにしても、馬車に乗っている人と知り合えるなんて
こんな面白い経験が出来るのもヨーロッパならではの事で
すね
この地に滞在して2度目の春
ラムも昨年との違いを見せれるように新しいショーの練習
に取り組みました
親子共々、時の経過に甘えることなく成長と進歩ある足跡
を残していきたいと思ってます