ドイツのSchopfheimという街に来ています
今日はここで行われる Folk im Park というイベント
のステージに出させていただきます
他の出演者は全てミュージシャン。しかも、ライブ慣
れしたベテラン揃いです
前の出番の人が会場を盛り上げていく光景を黙って眺
めるラム
雰囲気の違う盛り上がりに、ちょっとプレッシャーを
感じてるようです
前のバンドの盛り上がりの余韻が会場に漂う中、司会
者からの紹介を受けてステージの中央に登場したまで
は良かったのですが、緊張しているところに持ってき
て、音響トラブルで1分間の中断
ステージ上でそのまま待たされ、更に緊張してるのか
なと思いきや
会場がその事によってざわつきだしたことで、ラムの
緊張も一緒に解れたらしく、いつもの大道芸と同じ
雰囲気でショーを開始することができたようです
はじめはザワザワしていた会場も、心地よさそうに舞
うラムの姿に観客の視線も集まりだし、徐々に静かに
なっていき
和の曲が響き渡る会場を、神秘的で悲しくも温かい
不思議な空間が包み込んでいきます
その雰囲気に後押しされ、失敗の多いポイントもパー
フェクトにこなし大拍手と歓声の中ショーを終える
ことが出来ました
ステージをやり遂げたことでの安心感と達成感から
自然にこぼれたラムの笑顔に、今まで会話を交わす
こと無かった他の出演者たちも笑顔で「良かったよ」
と声を掛けてくれました
すごーく嬉しそうです
ステージと観客が一体となった不思議な時の流れが
今まで経験なしたことのない心地よさをラムに与え
てくれたらしく、イベントの全ての演目が終わり
会場のステージが撤去されていくまで会場を去ろう
とはせず、今日のイベントが行われた会場をジッと
眺めていました
素敵な経験をさせてくれた来場者の皆さん、そして
チャンスを与えてくれたスタッフの皆さんに心から
感謝してます