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刺激を胸に台湾からタイへ
台湾の最終日

講演を無事に終え僕は足早に会場を去り空港に向かいました。
ここ数日サーカス関係の人たちと行動を共にしていた訳ですが
楽しい反面、心のどこかに不安を感じます。

日本でのサーカスをしばらく離れた
娘と共に過ごす子育ての日々に

肉体的にも技術的にも以前より劣ってきているのは自分自身
気づいてはいたのですが、まさかサーカス全体のレベルが
これ程までに底上げされているとは思っていませんでした。
現役復帰を目指し自分なりにトレーニングはしていたのですが
それだけでは足りない事に気づかされます。

今回の旅のもう一つの目的は、帰国後映画で空中ブランコの撮
影が入っているのでそれに向けた身体づくり。
練習にかける時間を考えると身体作りにかけれる時間は約2週間
しかない。

そんな事もあって、今回の講演で感じた不安と刺激を糧にし
僕はバンコクに向かいました。
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到着した時にはもう夜で、辺り一面真っ暗。
そんな中、タクシーに乗りバンコク市内の予約を入れておいた
マンションに向かいました。
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これが僕の部屋、予約の時に事前に必要最低限のもの意外すべて
を部屋から出すように言っておいたので、ご覧の通り殺風景な
部屋です。
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ちなみに家賃は一ヶ月約6000B(約21000円)で敷金1ヶ月分で
この中に冷蔵庫のレンタルと電気・水道・ガス代と毎日の
洗濯料金が含まれてます。
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ここはシーロム通りとスリウォン通りに挟まれた路地にあり
昼間はエリートたちで賑わうオフィス街、夜は観光客の集まる
歓楽街へと姿を変えるバンコクでも有名なエリア。
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あらゆる店が揃っちゃってます。

お金を持っていると、この地の誘惑に負けちゃいそうなので
余分な現金は全て日本の銀行口座に送金し、ここで生活に最低限
必要な現金だけ残し、エリートと、観光客を横目に僕はここで
自分自身を追い込みトレーニングに入る。
精神的なもの維持するのにはちょうど良い環境です。


今回僕に与えられた時間は17日間。

この間、効果的なトレーニングを行うために、栄養剤と睡眠導入
剤を用いて1日で数サイクルこなせるメニューを組みます。

これあくまでも目標とするメニューですがこんな感じです。

6:00 - 8:00 ジム
8:00 - 9:00 移動と食事
 9:00 - 13:00 睡眠
14:00 - 16:00 ジム
16:00 - 17:00 移動と食事
17:00 - 21:00 睡眠
21:00 - 22:00 移動とジム
22:30 - 23:00 移動と食事
23:00 - 24:00 練習
24:00 - 6:00 睡眠

一日の出費は、一回の食事50B(約175円ぐらい)なので150B
(約525円ぐらい)ぐらい。摂取カロリーですると1900cal
ぐらいかな。
そして1日2リットルの水とダイエットローラ1リットルを
飲みます。

ここのところ南国ばかりを移動していたので、発汗体質が
ちょうど良い具合にできあがっちゃってます。

年齢的な壁もあって、この先何度もこのような無理した
トレーニングは出来ないと思うので、今回は僕自身の記録
として残すため、
日本の生活でたるんだ身体を披露するのは恥ずかしいけど
写真入りで変化を記録しいてこうと思う。

次回につづく
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by kinosuke_otowa | 2008-02-29 13:32 | ディオの日記
台湾での講義と雑技学校での出会い
楽しい打ち上げの余韻を残しながらメンバー皆で台湾へ移動。

皆にとって英語はお手の物でも、中国語はそんな訳にはいか
ないらしく、移動中の機内では昨夜のパーティーでの騒ぎが
ウソだったかのように静まり返り、中国語の原稿を見入って
いました。
僕は前日のうちにカタカナのフリガナと発音を矢印記号で
つけておいたのであとは通訳さんに朗読してもらいそれを
耳で覚えるだけ!!

移動時間を少し睡眠にあてることにしました。

アナウンスに気づいて目が覚めた時にはすでに着陸態勢!!

うぁ~!!!

楽しみにしていた機内食を食べ損ねた… 無念(涙)



皆で迎えのバスに乗り込み一路ホテルへ

ホテルでは現地のスタッフたちが僕たちの到着を待っていて
くれた。お互いの自己紹介を済ませレセプションパーティー
の会場に向かうとそこには、

僕の空腹を知っているかのように中華のバイキングが
僕を出迎えてくれたw

乾杯の後に、台湾の雑技学校の子供たちによるショーが
始まったのですが
僕は食事に夢中でショーどころではなく
中でも『上海蟹の甲羅を使った鴨肉のすり身蒸し』は
極上の美味さで、1人で5つは食べた気がします。

他には…

他のものはあまり食べないで無意識のうちに
『上海蟹の甲羅を使った鴨肉のすり身蒸し』が並んだ
テーブルに張り付いちゃってましたw

他に食べたものは、『鶏肉の漢方煮込み』ぐらいしか
思い出せません…

今回の通訳は、僕の昔からの友人でパフォーマーの陳さん。
彼とはもう10年ぐらいの付き合いで、お互いのことを熟知
していることから、今回は僕からの指名で無理を言って通訳
の仕事を請けてもらいましたw

それもあって、講義は大成功。

まるで2人が講師であるかのように講義が進み僕も陳さんも
とても楽しい時間を過ごす事ができました。

講義の後、僕たちは皆とは離れ個人行動。陳さんと共に
台湾の雑技学校に向かいました。
陳さんの亡くなったお父さんは、ここで指導員をしていた
こともありかれもまたこの雑技学校の卒業生です。

今日は僕をどうしてもここに連れて来たかったらしいw

6才のクラスをのぞくと、そこにはまだ幼い子供たちが
イスの上で綺麗な逆立ちをしているではありませんか!!
しかも、クラスの全員が逆立ちできている…
指導者はストップウォッチを手に、全員の持続時間を
延ばす訓練をしているようです。

静かに静まり返ったクラス

きっと先生は厳しいんだろうなぁ~

いずれ娘もここに入るのかと思うといろいろ心配です
帰ったらもう少し娘と一緒に練習する時間増やそう!!

陳さんに案内され奥に進むと、そこには夏からラスベガスに
出演が決まっているチームが練習していた。
さすがにハイレベル!!
ハンドトゥーハンド(人の上に人が逆立ち)での綱渡りには
ビックリさせられました。

陳さんはここでは皆のお兄さん的な存在みたいで
陳さんに気づくと皆練習を中断し駆け寄り楽しそうに話し
かけてきた。
僕も陳さんに紹介されたのはいいが、きっと大きく紹介され
たんだろう皆の僕を見る目が違う…

中には日本語が巧みな子もいて、僕にいろんな質問を投げ
かけてきた。

「日本のシルクドソレイユは今年から開始ですか?」

やはりみんな気になることはこの話題なのかww

中にはこんな質問も

「AKB48って可愛いですか?」 な~んてのもあったwww

日本のアイドルって台湾でも人気あるんだねぇ~

そうそう、この子たち見てて気づいたんだけど
子供の時から雑技やってる人は大きくなれないってジンクス
あるけど、そんなことないみたい。
僕より大きい子もいっぱいいたよ。
きっとアジア人もスタイル良くなってきてるんだねww

こんな感じで、台湾では後輩となる
これからのパフォーマーたちと楽しい
時間を過ごすことができました。

楽しい反面
こんなハイレベルの子達がどんどん入ってくるサーカスで

僕は現役でまだいていいのか… って

焦りも感じたので、明日は一日きり上げでタイ入りし
自分を限界まで追い込んでトレーニングに打ち込みます!!

オーストラリア、台湾で講演に来てくれた皆ありがとう
ございました。

そして、出会ったみんな良い刺激をありがとう!!

明日から頑張るぞ~
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by kinosuke_otowa | 2008-02-28 00:12 | ディオの日記
続・オーストラリア講義2
1つ目が終わった安心感からか短時間に熟睡できた。
寝起きも爽快で食欲も沸いてきた。
せっかくオーストラリアに来ているんだし
ここでしか食べれない食事にしようと近くの通りに出てみたが
どこにでもある中華、ハンバーガー、ステーキなどの店しか
見当たらない…

オーストラリアの料理ってなんだ!?

思いつかない…

しかたなく目の前の日本料理店に入りそそくさと
ザルそばを食べ会場に戻り通訳さんと最終チェックに入る。

次の講義は『これから夢に向かう後輩たちへ』と題し
僕が彼らへ僕の実体験を元にアドバイスしていくといった内容
なので少し気も楽である。

なぜ僕なんかがこの講義を担当することになったかと言いますと
海外でサムライ、ニンジャ、ゲイシャ、ホンダ、トヨタ…など
日本を象徴するものが数ある中、すごい勢いで有名となったのが
アニメ、マンガ、ゲームな訳で、そのアニメの中で数少ない
サーカスアニメの制作に携わったからなのです。
声を掛けてくれた監督に本当に感謝しています。
日本では数年前に放送終了したドラゴンボールも現在海外では
大人気で今も放送されている地域が数多くあるそうです。
そして、僕が携わったアニメも同様に海外で放送され、これを
観てサーカスを志した若者も少なくないそうです。
それもあって、僕の元に依頼がきたと言う訳です。
当時は娘の為にと安易に受けた仕事がこんな形となって僕に
仕事を運んでくるとは不思議な感じです。

扉を開くと、そこには先程とは違った年齢層の若い人たちが席を
埋め尽くしていました。中には先程と同じ参加者も数多くいます。

今回は通訳から僕の紹介から始まり、主催者側からの挨拶の
お膳立てもあり、僕が壇上に立ちビデオも交えて講義と言うか
トークショーみたいな感じで始まりました。

まずプロとなったらそこに待つオーディションについて話を切り
出した。そこにはキャリアも先輩後輩も無い一線上で繰り広げら
れる駆け引きがあり、合否のみで結果が分かれる──

と話し始めると、みんなにとって興味あるポイントをついていた
らしく、静かにメモを取り始めた。

僕も自分の思うままに、口語長に自分の解る英文法で説明してい
けるので落ち着いて話を進めることが出来た。

途中のビデオを用いた所で通訳から
「さっきよりは良い感じですよ」って言ってもらえた。
それもあって気分的にもリラックスした状態を維持しながら
残すは質疑応答というところまできた。

いろんな質問があったが、やはりみんなの気になるところは
サラリーの事と、現役寿命のことだった。
この質問から、更に細かい質問へと内容もかなり膨らみ

「安定したサラリーを維持するために、なにが望ましいと
思いますか?」なんてのもあり

「こっちが教えてもらいたいぐらいですwww」と答えると会場に
笑いが起こった。

込み入った質問では、ビザの事や税務の質問までいろいろあり
みんなのこれからの意気込みに加え、それぞれが抱える不安も
伝わってきた。

最後の締めくくりとして、

「サーカススクールに来る人の多くが夢をもって技術を学びに
来るのだが、そこで学べるものの多くはサーカスで誰しも持っ
ていて当然の基礎技術とそのノウハウにしか過ぎない。
そして、毎年多くの学校からも同等の技術を持った卒業生が多
く輩出されていく中、それだけを持ってしてサーカスのオーデ
ィションを通過する幸運な人たちなんて何人いるだろうか…。

あなたたちは夢みた世界で働きたい為にお金を払いサーカスス
クールで一生懸命に技術を学んでいる。日々のトレーニングは
とてもハードと感じていることだろう。
しかし、夢みた世界で働く事を目的にそこに来ているのなら
ただそこにいることだけで満足しないで、自分をさらに追い込
み自分自身の個性となるものを磨いて欲しい。
それがこれから先サーカスの世界で生きていくうえで自分の存
在感を作り出してくれる心強い武器となってくれるはずです。」

と今回の講義趣旨に繋ぎそれぞれへの問いかけを残して終わった。

僕の本日のお仕事はこれにて終了です。あとは打ち上げ
パーティーへの参加のみ。
時間もあるので他の講義がどうなっているかプログラムを開くと
ロバートがブランコ実技をレクチャーしているクラスに間に合い
そうだったので会場に向かった。
ちょうど実演中で、ロケットダイブと呼ばれるロバートの大技
ブランコの上に飛び乗るといった技が見れた。
いつ観ても綺麗で優雅な技だ。老いを感じさせないなぁ~
さすがブランコのスペシャリスト。
しかも、実演中になのに僕が観ているのに気づいたらしく
目線と軽い挨拶を送ってきた!!

なんという心のゆとり…

僕の講義のことなんて恥ずかしくて話せない…

パーティーで会うのが嫌だなぁ~なんて少し思ったりもしたが

同じ世代を生きてきたパフォーマーが今だ現役でしかも
素晴らしい技を見せてくれるとなにか嬉しく感じる。

きっと昔の僕なら嫉妬心しかなかったような気がする…
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by kinosuke_otowa | 2008-02-27 19:32 | ディオの日記
続・オーストラリアでの講義
僕の講義開始までに時間があったので他の人の講義に参加してみた。

しかしこれが逆効果となり、同業の内容だから少しは理解でき
るだろうと言った甘い考えが崩壊し、自信までも無くなった…

テレビドラマだと画像から理解できることもあるのだが講義と
なるとだた黙々と続く英語の語り…

しかも早い… 聞いてる方も単語を調べている時間なんて無い

僕の英語力では全体を通して講義の内容が40%ぐらいしか理解で
きなかった。

配布される資料でなんとか70%は理解できるものの
完全に自分の講義の自信を無くした…


そんなまま、自分の出番を迎えた。
しかも気が重い方の
『サーカスにおけるステージ心理学』の講義だ…

扉を開くと、そこにあった300人の席が埋まりその後ろにも
ずらりと人の壁ができていた。

嫌な汗を背筋に感じる瞬間です

挨拶を済ませ、ゆっくりとした英語で講義を開始したのだか
開始早々6分ぐらいで出鼻をくじかれる

参加者の1人が挙手し「今のところがよく理解できません」と
言った。

これって、講義している当事者としてはすごく複雑な心の葛藤
があるんです
僕の発音?? それとも文章??
どこまでが伝わっているのか… とか

講義って相手の反応が無いまま、淡々と進んでいくので
僕の場合、語学的な壁もあってすっごーく不安な気持ちをどこ
かに持ったまま進んでいくのですが、この質問はそんな僕の
不安をマックスにしてくれました(涙)

通訳が割って入り、その質問に答えてくれましたが

ここからまた続く講義って、僕にとっては嫌な空気と時間が
さらに続いていく訳で

逃げだしたい感でいっぱいだった

講義は45分と45分に区切られその間に5分の休憩が入る。
その後にさらに質疑応答が20分ぐらい。

前半45分の講義さえ通過してしまえば後は、その心理を使った
例題を映像で紹介していくので前半が僕にとっての山場。

気分的にはその45分が2時間ぐらいに感じましたww
焦りもあって前半45分で話すはずの講義が30分弱で終わり予定
より早い休憩をむかえ。ちょっと長い休憩をとることになった。

休憩に入ってすぐに通訳が僕に近寄り励ましてくれたのは記憶
にあるのだが、僕は相当いっぱいいっぱいだったらしく、その
時に何を会話したのか思い出せない。

その休憩の時に、参加者の数名が僕に近寄り話しかけてきた。
僕の事を知っててくれて、この講義に参加したらしいのだか
彼らの興味は講義の議題である『サーカスにおけるステージ
心理学』ではなかった

彼はリュックからおもむろにムチをとりだし、僕にムチに
ついてのいろんな質問をしてきた。
そのムチは僕の使っているムチに見た目はとても似ていたので
それを彼に尋ねると、僕の昔のショーのビデオを持っているら
しくそれを見て真似て作ったものらしい。
(しかしそのムチは手で持ってみるとすぐにバランスの悪さに
気づくほどの出来の悪いものであった)
そのビデオを会場のモニターで少し見てみることにした。

なつかしい。ずーっと昔にぼくが金髪のキャラクターでムチを
していた頃の映像だったw そして今見ると恥ずかしい

そこには彼の叔父が共に映っていた。彼は叔父からこのビデオ
を譲り受け、僕の映像からムチの魅力に惹かれてムチを始めた
らしく、僕に会えた事でとても喜んでくれていた。

彼の中での僕のイメージはとても美化され、今ここで講義に
イッパイイッパイになっている自信喪失した僕の姿では無か
った…

よけいに申し訳なさでいっぱいになってくる

せめて、彼の会いに来てくれた気持ちへの報いになればと
僕のムチをカバンから取り出し彼に見せた。
すると、彼の仲間たちはそのムチの軽さに驚いていたww

そこで休憩終了!!

また僕にとって辛い現実へと引き戻された。
後半は前半よりスムーズに流れどうにか講義は終わったのだが
その後の質問でまた苦境に立たされることとなった。

質問時に半端ない数の挙手があり、一番多かった質問が
心理学の統計でしかない結果から得た情報の信憑性だった。
これには僕も疑問点が多く、さすがこの講義に参加する人の
大半が指導者であるだけあるなぁ~と実感させられた。

この問いに対し、僕は一般論では無く僕の個人意見として

「僕が講義しときながらこんな事を言うのは矛盾していると思わ
れるかもしれませんが、心理学はあくまで統計でしかないと僕も
思っています。僕は僕のサーカス人生でいろんなケースを見てき
ました。開催地の土地柄、お客の人種、文化によって反応も
すべて変わってきます。ただどんな場においてもチケットを購入
し観に来てくれるお客さんに最低限の満足感は得て帰ってもらい
たいと思う時、この心理学の統計はとても役立ちます。
お客全員の満足感を100%に満たすことは無理でも、最低ラインま
で引き上げることは可能だと僕は思います。そしてそのための
努力はするべきです。」

と答えた時に、初めてこの講義で参加者から拍手をもらえた。

辛かった分、この拍手がとても嬉しかった

講義も終わり会場を出るとそこに数人の参加者が僕を待ってくれ
ていた。
そこにいたのはアメリカのサーカススクールの先生たちで、僕に
とっても温かい言葉をかけてくれた。しかもその先生を取りまと
めている主任が僕の昔の教え子の旦那で驚いた。
僕がアメリカにいた頃にサーカスキャンプの指導のバイトをして
いた時に、日本人の女の子が参加していたのだが、後にその旦那
となったのが彼!!
彼の家族写真には、昔の面影はうっすら残すものの、昔とは違う
自信に満ちた顔の彼女が子供を抱えそこにいた。
しかも、子供が僕の娘とそんなに変わらない歳ww
そして、サーカスを目指してトレーニング中との事。
うちも負けてられないなぁ~
その世代のサーカスはどうなっているのか解らないが、とっても
楽しみだ。

次は二時間後に
『これから夢に向かう後輩たちへ』の講義。
とっても疲れたので、それまで少し寝ておこう。

つづく
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by kinosuke_otowa | 2008-02-27 17:15 | ディオの日記
今回の旅のスタート地オーストラリアの話から
まず残念な報告からです。今月参加決定していた映画の仕事が
なくなっちゃいました…
このために海外でハードなトレーニングメニューを組んで調整
していたのに残念。
でもせっかくはじめたトレーニングを中断するのも惜しいとい
うことで続行し次に来る空中ブランコの仕事に備えることとし
ました。(2008,3,13 記入)

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さてしばらくぶりの日記なのですが、まずは今回の旅のスター
ト地であるオーストラリアの話から始めましょう。

実家の能登が居心地良すぎて、ついついゆっくりしすぎてし
まいオーストラリアのメルボルン入りがギリギリになってしま
いました。

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日本を出る時はあんなに寒かったのに到着してみると、それが
ウソだったかのような暑さ!!
荷物を受け取りゲートを出ると、目立つプラカードを持って
お出迎えしてくれたのは懐かしい面々。
以前ブランコのパートナーをしてくれていたパフォーマーの
ジェフとロバートたちだった。
お互いに最初の第一声が「少し老けたなぁ~!! 元気か!?」
だった。
この失礼な会話も笑顔も何も変わりなく、長い時の経過を忘れ
させてくれる。

今回主催の担当者への紹介をうけ皆でマイクロバスでホテルに
向かった。移動の道中もジェフの思い出話(自慢話!?)がず~っ
と続き、講義を前に緊張している僕を笑いで和ませてくれた。
まぁ、この辺のさりげない心遣いが昔からジェフの良いところ
であり、時に気に障るウザイところでもあるww

昔、ショーの前に静かに自分の世界に閉じこもる僕と正反対の
この性格のせいで何度取っ組み合いのケンカをしたことか…
ケンカのおかげもあってお互いに理解できる存在になったのか
それとも腐れ縁なのかww

ホテルで次に僕を迎えてくれたのは、主催側のプロデューサー
と僕の担当となる通訳。
ついつい通訳に甘んじて日本語で挨拶してしまったww
今回僕の通訳をしてくれるのは、日本の大学でホテルマネージ
メントを学んでいたオーストラリア人の女の子。
到着早々荷物を部屋に運びホテルの会議室で打ち合わせが始ま
った。

僕の講義は当初予定していた3クラスから2クラスに削られ
内容も各クラスで3つまでに絞込まれることとなり
僕のクラスは以下のようになった。

・サーカスにおけるステージ心理学
 (群集心理 構成と客の心理 同調心理)

・これから夢に向かう後輩たちへ

講義については少し気が楽になったが、通訳と本日中に資料の
作り直し作業をしなければいけなくなった。

観光が遠のいていく… コアラやカンガルー見たかったのに…

資料が完成したのは深夜、そしてそこからリハ開始。
リハでも通訳のダメだしを山のようにもらい戦意喪失です…

僕の英語の発音ではこれが限界です…と弱音をはいて

終了したのは明け方だった。

部屋で2時間の睡眠、その後また最終リハと機材調整。

明日はだいじょうぶなのかなぁ~

次回につづく
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by kinosuke_otowa | 2008-02-26 14:35 | ディオの日記
大阪入り
予定より1日早い昨日、ラムと別れて僕は単身大阪に向かいましました。

何度も 「どこ行くの?」

と分かってて尋ねてくるラムを見ていると心が痛む…

こんなに長い期間ラムと離れるのは何年ぶりだろう??

ラムの成長と共にお互いに慣れていかなきければいけないこの現実を
分かってはいても

辛い瞬間です…



移動中にちょいと寄り道したせいもあり大阪入りが本日の昼。

急な打ち合わせが入り予定より1日早く大阪に向かった訳ですか
大阪駅に着いたのが打ち合わせ相手とほぼ同時刻!!

旅の荷物を持ったままの打ち合わせとなった。

紹介者から相手の事は人柄しか聞いていなかったこともあって
自己紹介から始めたわけだか、聞いてびっくり!!
とてもビッグなタレントを抱えるプロダクションの社長さんでした。

そして、切れ者はやはり違います!!

打ち合わせに入ると、事前にピックアップしてきた質問に沿って淡々と
話をすすめ、僕の言おうとする事は先に察し会話を進めてくれる。

アッという間に打ち合わせを終え、契約は成立!!

この後、東京でお仕事があるらしく急いで帰られました。

予定していたよりかなり早く打ち合わせが終わってしまい
僕は駅周辺を探索することに!!

駅とビル街を結ぶ歩道にずらりと並ぶ露天商と
ストリートミュージシャンを発見した。


ストリートミュージシャンの粋な演奏に足止めされ
演奏を楽しんでいるとむこうから話しかけてきてくれた。

(大きなカバンにリングを数本ぶら下げてると目立つよねww)

「僕ら今から少し休憩するから、良かったらここで
パフォーマンスしませんか」  と言ってくれた

アンプも全て揃った環境… お言葉に甘えてやらせていただきましたw

他にパフォーマーが居ないこともあって
めったに見せることのないジャグリングで人を集め
人の輪ができたところで得意のリングに入った♪♪

大阪の人たちはノリが良いなぁ~WW
演じているこっちも気持ち良い
そして


投げ銭 ゲットだぜ!!!!



お礼に知り合ったストリートミュージシャンを食事に誘いました。

明日から僕が海外に行くことを知って彼らは大阪のたこ焼き店
に連れて行ってくれた。



本場大阪のたこ焼き ゲットだぜ!!!!

  う ま い  さすが本場の味!!!!!!!!


なんか、こんな幸先の良いスタートでいいのかな~

旅の最後までこの運がもってくれますようにww



大阪で知り合ったストリートミュージシャンたち

東京からわざわざ来てくれたプロダクションの社長さん

大道芸を見て投げ銭いれてくれた大阪のお客さん

今日はありがとうございました。


あっ!! いけねぇ~ 
大道芸のとき名前名乗るの忘れてた ; ;

さて明日からは約3週間、海外です
帰国後すぐに空中ブランコの仕事も決定したので
3カ国での講義と共に
空中ブランコに向けた身体づくり頑張ってきます

ようやく以前の僕らしい生活スタイルに戻り
懐かしさと嬉しさでワクワクしています
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by kinosuke_otowa | 2008-02-25 23:29 | ディオの日記
2、3月のスケジュール
2/20更新

予定変更です
イタリア行きがクライアントの都合で急遽
台湾へと変更になりました。

そして、映画の仕事が入りそうです。
とりあえずスケジュールの押さえが入ったので
仮で 3/26,27,28 映画ロケ(仮) と入れとき
ます。
指導になるか、出演になるか、スタントになるか
は今のところ未定。 日本の映画です。


2/1,2,3 みなとみらい大道芸

2/5 Dio & KERA 練習日

2/7 春節祭 獅子舞

2/8,9,10 みなとみらい大道芸

2/12 Dio & KERA 練習日

2/13~25 金沢

2/26 大阪

2/26 タイ(バンコク) 経由

2/27~28 オーストラリア(メルボルン)
ICA主催 ΤΣ?ΡΚΟ ΣΥΜΠ?ΣΙΟ にて
      ・サーカスにおけるステージ心理学
      ・各国によって違う観客の視点
      ・これから夢に向かう後輩たちへ
           この3つのテーマでの講義

2/29~3/2 台北(台湾)
ICA主催 ΤΣ?ΡΚΟ ΣΥΜΠ?ΣΙΟ にて
      ・サーカスにおけるステージ心理学
      ・これから夢に向かう後輩たちへ
           この2つのテーマでの講義

3/3~17 タイ(バンコク)

3/11 横浜大道芸ミーティング [代理人出席]

3/18~19 金沢

3/20 横浜

3/20 ウィップクラス ( 参加可能 )

3/23 映画上映会

3/21,22 みなとみらい大道芸

3/25 Dio & KERA 練習日

3/26,27,28 映画ロケ(仮)

3/28,29,30 みなとみらい大道芸

------------------------------
4、5月のスケジュールまだ空きあるので
お仕事の依頼待ってます。
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by kinosuke_otowa | 2008-02-20 12:56 | スケジュール
雪すかし
ちょいと急な用件が入り出国前に足止めされてます…

僕は現在は金沢にまだ滞在中、明日一旦横浜に向かい
荷物を受け取ってそのまま空港へ
タイ航空を利用しての移動なのでタイを経由しオーストラリア
に入る事となりました。

イタリアでの講義が英語圏に派遣先変更になりそうな
感じです。まだ調整中なので詳しく判ったときにまた報告しますね。
(イタリアみやげを楽しみにしていた方、申し訳ないです…)

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さてラムはと言いますと
僕の故郷である志賀町で雪とたわむれています。

すごく楽しそうに遊んではいるのですが
やはり横浜の友達や保育園の先生の事が気になるらしく
時折、寂しそうに思い出し話しています。
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ラムが横浜に帰る時には、保育園で仲良し3人組みだった
友達たちが2人とも転園し、大好きだった先生は結婚で退園
ラムにとって、もっと寂しい状況が待ってるのですが…
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明日から僕ともしばらく離れ離れになるので、可哀相すぎて
このことは言えなかった。


話は変わり、そういえば むちゃムカつくことあったんだ!!

みなとみらいの最後の大道芸の日に他のパフォーマーさんの
お片づけスタッフしているヤツが僕とラムのそばに寄ってきて
何言い出すかと思ったら

ヤツ : 「ディオさんたちの大道芸つまらないって聞いてたけど
 なんか観てたらそのつまらなさがはまるよねww」

とラムのいる前で言ってきた。

ラム : 「つまらないって何??」

僕 : 「ヤツの言った事、気にする事ない…」

その場はガマンしたのだがムカついた。
どう思おうが勝手だけど頑張ってる子供の前でのその言葉に
ムカついた。 僕一人のときに言うのなら気にもしないのだが
子供の夢と頑張りをそんな風に言うのは許せない!!

ここじゃない現場ならば、たぶんブッ飛ばしてた
(人間としての器小さくてゴメンネ!!)
僕そんなに人間できてないから次は無いよ!!

それに、大道芸っていろんなスタイルあっていいんじゃないの??

楽しいもの、哀愁を感じさせるもの、存在に意味があるもの
味のあるもの、心地よさを感じさせてくれるもの
とかさ~

それに観る方も演じる方も自由なのが大道芸だろが!!!!

つまらないって思うなら、そんな事言いに来ないでとっとと
帰りやがれ!!

確かに今はまだ、ラムの出来る事って少ないけど
あと8年もしないうちに僕が15年間で得た技術や知識
すべてのモノを吸収してくれてると思うから。

それでもまだ12歳
そこから先もまだまだありますから

物足りなさを感じるかもしれませんが今は温かく成長を
見守ってください。



心の中でモヤモヤしてたものぶちまけたらスッキリした!! w

気持ちを切り替えて海外いってきまーす
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by kinosuke_otowa | 2008-02-18 01:49 | ディオの日記
雪の降る中 露天の湯は最高
僕の地元は温泉が豊富で『志賀の郷』と言う温泉別
荘地なるものがあります。
その中央にドンと2つのホテルが存在するのですが
今日はその1つ『いこいの村能登半島』さんに行っ
てきました。

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ここは比較的安値で能登の海の幸を堪能できる温泉
宿として人気があります。
僕も高校生の頃ここでアルバイトとして雇ってもら
ってましたw

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温泉に行けるって事ではしゃぐラムとミクちゃん。
(ミクちゃんは僕の弟チャーリーの子供ね!!)

今日はラムと僕は別々に分かれて、僕は男湯、ラム
は女湯に入りました。
久しぶりにゆったりと温泉を楽しめます。

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時間が遅かったせいか、男湯には誰もいない…
って事は、広々と貸切状態での入浴じゃん

まずは露天の湯から行って見ましょう

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パラパラと雪の降る中の露天の湯は最高

温まってきたので、続きまして大浴場に向かいます

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大浴場に入った途端、カメラのレンズが曇った…

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ウハッ!! これにて撮影終了か…無念

臭いも無く透き通った湯なんだけど、それていて
身体の芯から温まる地元の温泉は最高です。
ココと赤倉温泉の湯が僕のお気に入り。

この仕事で腰を何度も痛めてるんだけど、その度に
地元の温泉にはお世話になっています。
昔から温泉湯治(とうじ)っていうだけあって回復も
早く、保温効果がストレッチするにもとても役立っ
てくれる。

このまま、ここで1ヶ月ほど滞在したいよ~

そんな事は言ってられません。明日チケットを取り
に行って来週には海外 頑張らないとね。

楽しい夜をラムと過ごしました
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by kinosuke_otowa | 2008-02-16 00:35 | ディオの日記
オーダーしていた空中ブランコのバーが届いていました
実家の方にオーダーしていた空中ブランコのバー
が届いていました。

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ブランコのバーは使用する技によって形状がすごく
異なるんですよ。
そして使う人によって、扱いやすい直径や幅、重さ
なんかもあったりします。
僕の場合は、スイングと静止技の両方に使うので
ブランコのバーは円筒で回転するモノになります。

回転するモノなだけに重さとバランスの調整が難し
く簡単にオモリをつけて調整なんて訳にはいかなく
て、今回のバーはパイプ厚+芯に鉄粉を詰め込むと
いった荒業でバランス調整を行いました。

かなりの溶接技術を要する作業なだけに今まで職人
さんがみつからなかったのですが、今回運良く自動
車の組み立てロボットのパーツを作っている職人さ
んがこれを受けてくれました。

仕上がりは最高です。3本ともに手作業であるにも
関わらず寸分の狂いも無く正確なのに驚かされます。
早くこのブランコを試したいww

あとは、オーダーしてある曲芸用の鞭が海外に行く
までに届いてくれると嬉しいのですが…

いままで慣れ親しんできたリングも、今の形状で
出来る事に限りが見えてきたので、新しい形のもの
を特注でオーダーする予定です。
今年はコンビでのリングパフォーマンスを皆さんに
披露する予定ですが、その次は特注するリングでの
進化系となる予定。
新しい錯覚の世界を楽しみにしていてくださいww
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by kinosuke_otowa | 2008-02-15 14:50 | サーカス