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バイオリン少年の発表会
バイオリン少年の発表会に誘われ行ってきました

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この姿が彼の本来の姿なのだと思うが、いつもは
ストリートパフォーマンス仲間としての一面しか
見てないので不思議な感じがする

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先生はなんとバーゼルでも有名なオーケストラの
バイオリニスト

今日はこの先生が受け持っているプライベートレ
ッスンの生徒たちの発表会らしく応援に駆け付け
た家族へ向けた先生の丁寧な挨拶から演奏会が始
まった

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はじめは生徒全員による演奏

それぞれにバイオリンの腕前はすごく上手いのだ
が全員での演奏には慣れてないらしく
個性豊かなプライドのぶつかり合いといった感じ
これはこれで私を楽しませてくれました

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そして個々の演奏へと演目は移り
バイオリン少年の順番がやってきました

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なんとパートナーは先生

いつにない彼の緊張が、見ているこちらにも
伝わってくる

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先生のピアノが演奏をリードし、彼を緊張から
解きほぐずように優しく雰囲気を包み込んでいく
さすが先生、一生を音楽に捧げてきただけある

それに共鳴するかのようにバイオリンの音色も
生き生きとしていき、ストリートで演奏してる
時のような彼の空気感を取り戻していった

今まで子供と戯れる家族のざわめきが絶える
ことの無かった会場が、彼と先生の空気に飲まれ
静かになっていくのがわかる

幼いながらにストリートでの空気を変える術を
もっている彼の演奏は上手さとは別の力を持ち
他の演奏者の中ではずば抜けていた

ひいき目抜きに素晴らしい

他の演奏者は技術的には彼よりも上手いのだが
引きつけるものに欠けるというか
上手いだけというか

この心地よさの源はどこからきているだろう

先生の演奏があってなのかもしれないが
聞く人の中に自然な感じで音色が入り込んでくる

本当に先が楽しみなヤツだ

ストリートでもいつも思うのだが
この先になにが彼を待っているのか
見てみたいという気持ちにさせてくれる

今日は楽しい時間をありがとう
ラムにとっても私にとっても
良い刺激になりました
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by kinosuke_otowa | 2011-11-28 22:13 | Switzerland
電子書籍での出版について教えて
ブログを読んでくれた人から電子書籍で出版しないか
と勧められました

スマートフォンで読めることから国内で購読者が増え
ているらしいのですが、スマートフォンも持って無く
海外に居る私にはそのリアル感が伝わってこない、、

勧めてくれた人は無理強いはしないからと言ってくれ
ていて、善意で勧めてくれているのは十分に伝わって
くるのですが

まず、私がこれらの事をちゃんと
理解していない事には返事も出来なくて

そこで聞きたいのですが

これって今までの書籍での出版と変らないものなの?

実は今までのムチやコントーションのノウハウを
いずれ書籍で出版したいなと思い、書きためてきた
ものや資料があり出版社を探してたんだけど

電子書籍でも良いのかな?

これらの事について詳しい人や、他に良い方法を知っ
ている方が居ましたらメール下さい
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by kinosuke_otowa | 2011-11-25 22:29 | ディオの日記
クリスマス色に衣替え
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すっかり寒くなりました

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いつもなら外で昼食をとる人たちで賑わっている
カラクリ噴水も、お昼だというのにこの人です

気温が4℃だからしかたがないか
それでも何組かは食事していますね

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人が少なくなり、ちょっとばかし寂しい気もしますが
それはそれでバーゼルの建物と自然が際立ち
また違った表情を見せてくれているようで良いですね

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クリスマスバザーも始まり、街は早くもクリスマス色
に様変わりしました

「私たちもクリスマス用に何かしようか?」

とラムにたずねると

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「無理、無理、無理!!
 これ以上練習増えたら死んじゃう」

と即答が返ってきました
ここのところ練習がハードだからしかたがないか
でも、、、何かしたいなぁ、、、

駅に向かって歩いていると
ラムが何かを見つけて走っていった

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足を止めている先には、おもちゃ箱のような
ディスプレイが

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そろそろラムへのクリスマスプレゼントも考えとか
ないといけない時期だよね

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今度1人でこっそりとこのお店にプレゼント探しに
来ますか

明日と明後日は2週間ぶりに大道芸に街に出ます

大道芸用の練習してないから
帰ってしっかりと練習しとかないとね
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by kinosuke_otowa | 2011-11-24 22:18 | Switzerland
2009年にみなとみらいで行なった大道芸の動画
動画だと生の感動が伝わらないのでショーや
パフォーマンスの動画をアップするのはあまり
好きな方では無いのですが

ラムのサーカスのオーディション資料の為に
動画をアップしないといけなくなったので
2009年に、みなとみらいで行なった大道芸の
動画をアップしました

日本を旅立つ前に最後に大道芸を行なった時
のモノです

もうじき、この動画の時から3年目が経とうと
しています

懐かしい

これを撮影してくれた友人のパフォーマーには
感謝しています ありがとう
この動画を見て懐かしさに慕ってました

知ってはいるけど、このビデオを見て改めて
ラムの背がすごく伸びたのにビックリしました

子供の成長って本当に早いよね






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by kinosuke_otowa | 2011-11-21 16:59 | お仕事
今週は大道芸お休みします
天気の良い週末なのですが今週は大道芸お休みします

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先週までメッセだったので、土日を全て大道芸に使い
ラムが友達と遊ぶ時間をとれなかったので
今週の金、土、日曜日は練習も大道芸もお休みして
羽を伸ばす事にしました

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今日はラムの友達がドタキャンしたとのことで
久しぶりに親子水入らずの時間をラムと2人で
過ごし

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国境をスイス、フランス、ドイツとまたいで
ショッピングや外食を楽しみましたよ

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道中、こんな場所で物乞いする人を見掛けました

2人で顔を見合わせて、どんなに落ちぶれても
こんなにはなりたくないね
万が一、こんな状況になっても
せめて明るくバルーンぐらいは作ろうね
とお互いに言い聞かせながら
その場を通り過ぎたのですが

なんとレストランで偶然にも、再びこの人と一緒に
なってしまいました

しかも、私たちより良いモノ食ってるし、、、、、

ちょっとショックな出来事でした
いわゆる職業乞食ってヤツですね

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私たちの食べてたのはコレ
ドナーボックスと言ってケバブとポテトが入ってます

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これに山盛り入ってて4.50ユーロ
日本だと高い金額かもしれないけど
こちらでは十分安い方

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ちなみに職業乞食さんは、チキンステーキセット
12.00ユーロを食べながらビールを飲んでました

何を食べていようがどうでも良い事なのだが
なぜか悔しい

私たちはあんな生き方は嫌だけど
そんな生き方もあるのかなと少し納得させられた
本人が幸せならそんな生き方もありなのかもね

私たちの大道芸もそんな目で見てる人が居るのかな
なんて少し考えさせられちゃいました

さてさて、そんな話はさておき

ラムは明日は友達とスケートに行くそうです
私はパフォーマンス道具の整備に時間を使おうと
思います

えっ!? なぜラムと2人で親子水入らずかって

それは「仕事なんだから1人ででも大道芸に行きなさいよ」
なんてイヤミな事を言われたので、そんな事を言うヤツ
とは楽しめないと1人外し今日はこのような形になりました
こちらで仲良くしてくれている人たちは、我が家のその時の
状況が手に取るように察しがつくのではと思います

それにしても今回は食ってばかりの写真になってしまった
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by kinosuke_otowa | 2011-11-19 07:44 | Switzerland
不安が創り出す闇と壁
教え子の1人が私を訪ねてアメリカからやってきました

彼女のことは以前に日記でも書いた気がするんだけ
ど、昔サーカスキャンプという夏限定のサーカス
スクールの指導をしていた時に受け持った生徒で
今は夢が叶ってアメリカのサーカスに出演している女
の子(女の子って言うのも失礼な年齢なので女の人)

ちょうどサーカスの出し物がクリスマスものに変り
忙しくなる事から、その前にサンクスギビングまで
長期休暇をもらえたからと本人は言っているが

通常ならサーカスパフォーマーってのは代わりのき
かない契約社員、怪我でもしない限りは代役を使わ
ない世界なので長期休暇なんてめったにもらえない

しかも、そんな貴重な長期休暇を使って私に会いに
来るなんて

これは何かあったなとすぐに気づいたのですが
そう思いながらも普通に接し、私は彼女が自らそれ
を口にするのを待つことにした

でも、ラムにとってはそんなこと解るはずもなく
目の前に憧れのサーカスの第一線で活躍している人
がいるとあって、いつになくハイテンションで
舞い上がっちゃってます

目を輝かせながら

「サーカスってどんな部屋で寝泊まりするの?」

「サーカスのお化粧って誰がしてくれるの?」

「お姉ちゃんはサーカスに出るのが夢だったの?」

「お姉ちゃんは何歳からサーカスの練習始めた?」

などの質問攻め

ラムの気持ちは分からないでもないけど
これだと余計に彼女が言い出しづらい

そこで、申し訳ないがラムには少し席を外して
もらい

私の勉強も兼ねて、現在彼女が行なっている
ストレッチを見せてもらうことにした

雑談しながら2人で久しぶりにストレッチを
していると、やはりこのタイミングを待っていた
ようで、話は当時の思い出話からしだいに彼女の
抱える不安についてへと移っていった

彼女の抱えていた不安とは

今のサーカスに同じスキルを持つ女性パフォーマー
がもう1人いて、しかもその彼女は全ての技に
おいて自分より技術のレベルが高く、それは誰が見
ても明らかにわかるぐらいの差

彼女はウェブで検索しそのパフォーマーの動画を
見せてくれたのだが、確かに基礎もバリエーション
も奥行きも持っている

話を彼女の抱える問題の話に戻すと

そういう状況でも団長が今シーズンのメインに選ん
だのは彼女の方

それが決まった当初はサーカスの他の仲間たちからも
祝福され本人もその事をすごく喜び感謝していたのだが
その置かれた状況がしだいに
彼女の心にプレッシャーとコンプレックスを生み
仲間からの視線や比較される事が怖くなりはじめ
疑心暗鬼から仲間とはギクシャクした関係になり
失敗を恐れるあまり本来の力も発揮できない
といった環境をつくりだしていった
そんな時に限って悪いことは続くもので
そんな最中、ショー中にミスを連発してしまい
つい絶えきれなくなったあまり自らステージを降りて
しまったようだ

その人間関係のイザコザはさておき、それは
サーカスでは絶対にやってはいけない事で
首がつながっているのが不思議なぐらい

全ての問題は彼女の心の弱さにあるな、、、
そう思いながらも、さらに続く彼女の話に耳を傾ると

そうなる前に、彼女なりに現状を変えようと
新しい技を入れる事を考えてみたのですが、今の演目
で彼女の持つ技の全てを出し切ってしまっていたため
出せるものは何もなく
だからといって、新しい技の練習に取り組もうにも
日々のショーがあり、怪我するわけにもいかないため
に50%程度(現状維持程度)の練習しかできなく
難易度の高い技なんて、そんな簡単に身につける
なんてことはできる訳がない
そんな何も出来ない状況が、彼女の心の中に更なる
不安と焦りを積もらせていった

それでも、ショーが始まると笑顔でステージに立って
いたのだが

失敗を連発してしまったことで、彼女の抑えきれる
限界点を超えてしまいショーで平常心を保てない
ようになり、その場から逃げ出したい一心で
気がついたときには自らステージを降りてしまって
いたようだ

後で自分のしでかしてしまった事の大きさに気が付き
メインを降りたいと団長に打ち明けたが認めてもらえず
それで与えられた長期休暇でした

そんな状況のまま帰郷しても家族に会わす顔もなく
行き場を失った時に、昔の事が懐かしく感じそれで私の
所を訪ねて来たというわけだ

頼って来てくれたのは嬉しいが

今回ばかりは難しい

どうしたものやら、、、、救ってやれるかな、、、

これは、昔に私もぶつかったことのある壁であり
ラムもいずれぶつかる壁
私がその壁にぶつかったのはもうかなり昔の事なので
はっきりは覚えていないが、なんとなくその時の辛かった
気持ちが今も記憶に残っている

こんな私ですら今も記憶に残っているぐらいの
辛さなのだから、その最中にいる彼女の辛さは相当な
ものだろう

こんな時って経験者や第三者は冷静に状況が見えるから
色々とごもっともな事を言えるのだけど、言われてる方に
とっては初めてこの壁にぶつかった事で動揺してしまい
心が追い込まれ視界も狭くなっているから問題点なんか
まず見えない
それどころか、周りからの声を理解しながら素直に聞き入
れ心に受け止めるなんて事は、一度頭を冷やしてからで
ないと何を言われても心にまで届きはしない

うまく言葉に表現できないけど
まさに悪循環の連鎖と病みの闇といった感じ

生徒なので、なんとかしてあげたいのは山々だが

この壁は来るべくして来る試練の壁でもあって

変に甘やかして助けちゃうと、ここで成長を止めて
しまったり、この先にあるモノが見えなくなり更に
彼女を辛い所に追いやってしまうなんてことも考え
られる

本当に今回ばかりは難しい どうしたものやら

それはそうと、少しばかし話はそれますが
この壁!!

なぜか、必ずと言って良いほどサーカス
パフォーマーの前に立ちはだかる不思議な壁
なんです

彼女のように早くしてその地位を手にしたヤツは
当然ながら経験も少なく、持った引き出しが少ない
ことにぶつかります
そんな時にこの壁が前に立ちはだかったり

他に類のない優れた技術を持っているヤツなんかは
しばらくの間はライバルもなくチヤホヤされるが
所詮は人の為す技であるが為に、いずれ同じ技術を
持ったヤツが現れ追い越されたりします
そんな時にこの壁が前に立ちはだかったり

ハッタリと運だけでのし上がってきたヤツなんかは
実力のなさと、いつそのハッタリが剥がれるか
わからない不安に怯えてます
そんな時にこの壁が前に立ちはだかったり

他にもいろいろなケースがあるのですが
どんな道を通ってきてもサーカスパフォーマーを
目指していると不思議と決まって
一度はこの壁に行き着いちゃうんですよ

しかも、嫌な事に次の壁とも連鎖してるというか

この壁を早く乗り越えれる人、いわゆる心の太い
ヤツは繊細さに欠ける人が多く、たいていは次の壁
でもある、センスや観客からの目線が問われる
問題にぶつかった時に、観客の気持ちが解らない
などといった事でつまずきます

一斉検問のような二枚壁ですね

私もはじめは自分だけの事かと思っていたのですが
サーカス学校や色んな場で指導するようになり
自分以外の他のパフォーマーや生徒の道が見れる
ようになって相談を受けるうちに、これらは不思議と
皆が必ずと言って良いほどぶつかる壁であることが
わかったんです

きっと、これらの壁を自分自身で乗り越えたことで
得れる心の強さとその自信、そして悩んで試行錯誤
した時間がこの先サーカスの世界で生きていくのに
絶対必要であるがゆえに必ず訪れる試練なのだろう
と私は思ってます

ポッと出て消えていくパフォーマーは抜きにして
サーカスの第一線で生き残っていくパフォーマーは
皆どこかでこれを乗り越えてきてる
それを避けて第一線で生き残れてるヤツは少なくとも
私はまだ出会った事がないですね
きっとそれは、乗り越えれた者しかこの世界で生き残っ
ていけないからなのではないかと思います

まさに教え子がそんな状況なのに、そんなこと
言ってちゃいけないか

まぁ、この子の場合は天性の気品とルックスがあって
そこにパフォーマンスがついてきてるって感じだから
団長も手放したくないのは解らないでもない
それにポスターなどでセンターに載ってるパフォーマー
が居なくなるのはサーカスにとって都合が悪いことも
あっての長期休暇なんだと思います
もちろん、団長の懐の深さもあっての事なのですが

さてどうしましょう

教え子の窮地に何をしてあげれるのか、、、

いろいろ考えた結果、直接この問題に触れて
アドバイスしたところで、今は心から受け入れて
もらえなさそうなので

一旦、話題を変えて

“なぜ私がパフォーマンスでマスクを使うことになったのか!?”

興味をそこにそらして話すことにしました

これはラムが今抱えてる問題でもあるから、少しここ
にも書いとくことにしましょう

私のスタートとなったパフォーマンスはムチで
しかも、そのチャンスを与えてくれたのはアメリカ

アメリカ人やオーストラリア人にとってムチを扱う
日本人は、日本人の目から見るサムライを真似る
外国人のように違和感があるように映るらしく
そのままの姿でムチのパフォーマンスをしても
受け入れてもらえないと言われたからなんです

しかも海外ではアジアはどこも一緒くたに見られて
日本も中国も韓国もごちゃまぜ それゆえ困ったことに
そのままの姿でパフォーマンスをすると
アジア=雑伎団 と見られハードルが高くなっちゃうの
です

今でこそ、それでもガチの勝負を挑んで勝ち上がっていく
日本人パフォーマーが沢山でてきましたが
当時はそんな人はいなくて、私にそれが出来るだけの
ズバ抜けた実力もなく、そこでの勝負を避けるために
考え抜いたあげくに私が手にしたのがマスクでした

マスクって、無表情だけど存在感があり
アジアやヨーロッパなどといった枠を感じさせず
人か人形かなどの枠組みすら考えさせない
全てにおいて中性的なイメージを持っていますよね
そんなマスクの特性を利用し、マスクの生み出す
神秘的な世界を、さらにパフォーマンスで広げることで
ムチ使いとしての自分の居場所を作ろうと考えました

それが功を奏して、私のムチのパフォーマンスは
海外の人にも人種の偏見なく受け入れてもらえる
ようになり、海外での活動を続けることが出来る
ようになりました

でもすぐに同じスタイルのパフォーマーが現れ
マスクをつけることで誰でも簡単に似た空気観を
表現出来てしまうといった壁にぶつかりました
(しかもヨーロッパの人の方がマスクをつけると
スタイルが良い事から見た目も良い)

そこで、マスクをつけていても個性とオリジナリティーを
更に引き出す事を目標に、今まで以上に技と見せ方に
重点を置いたキャラクターづくりに取り組みました
それがマスクのパフォーマーディオの始まりなんです

(実際はもっと色んな当時のことなどを交えて話した
のですが、すべて書くと長くなるので要約しました)

こんな感じで、私の経験談から

彼女の生まれ持った特技であり武器である
その人にしかできないカラーと空気観の話を彼女に
しました

そして、もう一つ
彼女が目の前の壁を乗り越える為の鍵として

お客さんの心に残るショーとは自分の中ではなく
お客さんの心の中にあるもの
そこに残るモノは決して技の難しさではなく
そこにある空気観であり印象である

ということをアドバイスして空港まで見送りました

これらの話が彼女を救ってあげれるのか
なぐさめにしかならないのかは解りませんが

このまま逃げると言う選択肢だけは選んで欲しく
ないですね

きっと壁を乗り越えてくれると信じてます

頑張れ!!

今回の日記はサーカスパフォーマーを目指し頑張って
いる後輩にも役立ってくれると良いな

長い日記に最後までお付き合い下さり
ありがとうございました

お休みなさい
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by kinosuke_otowa | 2011-11-18 12:45 | Switzerland
秋のメッセ最終日
今日はいつもに増して気温が低く、息が白くなる
寒い日となりましたが、メッセ最終日とあって
多くの大道芸人が最終日を盛り上げようと街に繰り
出していました

私たちは午後から真ん中橋(Mittlere Rheinbrucke)
のたもとで大道芸をスタートしたのですが、人垣が
予想以上にできてしまいバスの路線をふさいでしま
ったことから、大道芸の終了と同時にコントロール
が駆けつけ開始早々、本日1回目の注意を受けてし
まいました

さすがに秋メッセ最終日とあって今日は人も多いし
まぁ、仕方がないかw

と気持ちを切り替え、次の場所に向かい移動してる
と、日曜日で人通りの少ないマルクトプラッツで
偶然にも日本人の家族と出会いました
しかも 嬉しいことに、ラムと同じぐらいの年頃の
娘さんが今日はラムを応援するために街を歩き
まわり私たちを探してくれていたらしいです

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その気持ちに答えるため、いつものフライエ通り
のスイスコム前で本日2回目の大道芸を開始
終わりに近づくに連れてしだいに人も集まりだし
て良い感じで大道芸を終えることが出来ました

が、そのとき
再びコントロールの登場です!!

“日曜日に騒音だと住民から苦情が入ったから”
と本日2回目の注意を受けてしまいました

まぁ、ここスイスでは日曜日に洗濯機を回して
はいけないって法律があるぐらいだから仕方が
ない

立て続けに2回目の注意を受けたのには
さすがにへこみますが、運が良いのか悪いのか
そのコントロールがラムの大ファンだった事から
IDのチェックと場所移動の注意だけでペナルティ
なしで許してくれたのがなんとも皮肉な救いでした

通常ならば立て続けに2回目だと罰金と誓約書を
書かされるそうです

帰り際に、そのコントロールから

“この場所はいつも苦情の電話をかけてくる
 住民がいるから注意した方が良いよ”

とアドバイスされて再び場所の移動

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次の場所を探して移動しているとラムが

「Dioさんまだやる気? また大道芸して苦情が入っ
 たら、さっきのコントロールのお兄ちゃんに悪い
 から今日は止めようよ」

と言ってきた

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ラムがそう言うならそれも良しと、
それに従い本日の大道芸を終了したのですが

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私以上にラムの方が内心諦めがつかなかったらしく
帰宅途中に

「今日これで大道芸やめちゃってゴメンね」

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「今日バイオリン少年は大道芸やってるかな」

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「トシさんバーゼルに来てるかな」

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「あのコントロールのお兄ちゃん何時に仕事が
 終わるのかな」

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と、諦めのつかない自分自身に問いかける
かのように何度も私に話し掛けてきてましたw

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私も秋メッセの最終日がこんな締め括りになるのは
悔しいけど

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“コントロールへの恩を感じ今日は止めよう”

その一言がラムの口から出てくれた事が
一つ成長を観れた気がしてとっても嬉しく

私は、まんざらでもない気持ちで帰路につきました

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最後になりましたが、今日は2回も注意を受けてしまい
迷惑を掛けた人には本当に申し訳なく思ってます
本当にすみませんでした

そして寒い中、足を止めて観てくれた皆さん
心からありがとうございました
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by kinosuke_otowa | 2011-11-13 22:40 | Switzerland
ファ ッションショーに行ってきました
今日は妻のファッションショーがありラムと共に観
に行ってきました

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ここのところ、このファッションショーのおかげで
妻は毎日イライラしていて
やり場のないその苛立ちの矛先が帰宅後
私たちに向けられ

我が家は 妻vs私、妻vsラム と
妻を軸にしたケンカが毎日のように続いていた

しかも、トレーニングルームに篭もり黙々と練習し
ている私たちに

「観に来たかったら観に来て良いよ」

と2日前にいきなり投げ捨てるような言葉で
誘われたのもあって足取りは重い

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本来ならば、誰よりも祝福してあげたいところだが
こんな状況だけに、私たちに当たり散らしといて
自分だけが着実に夢へ一歩前進している姿を見せ
つけられるのがなんか癪に障り素直に祝福できない

そんな気持ちが表情に出ていたらしく、ラムに

「ディオさん眉間にそんなシワ寄せて歩いていたら
危ない人だって警察に捕まっちゃうよ! 今日はファ
ッションショー応援してあげようよ」

と言われてしまった
8才になだめられると余計にへこむわ

平常心、平常心、平常心と自分に言い聞かせ
笑顔で会場に入っていくと、既に妻の家族が勢揃い
していた

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妻の家族に囲まれ愛想笑いをしながら

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首振りお食べ人形のように
ニコニコと首をふっている私を
ラムがニヤニヤしながら見ている

そんな目でこっち見るなあっち見てろ!!
と声に出しては言えないので
心の中でラムに叫んでましたが
通じるはずもない、、、

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そうこうしているうちにショーが始まりました

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ショーが始まるまでは素直に喜べない色んな感情が
あったのに、妻の頑張ってる姿を見た途端そんな
気持ちがすーっと消えていった

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まだ駆け出しだからモデルを雇うこともできず
共同で行なわれるファッションショーに自身が
モデルとなって自分自身のデザインした服を
身にまといアピールしなければいけない

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スタイリストもいなければ、音楽を作ってくれる
人もいない

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全てを一人で行ない、この一回のチャンスの為に
数ヶ月の月日を費やす

チャンスといっても、このファッションショーでメーカー
などから声を掛けてもらえる人は2、3人程度で倍率
にして1/60ぐらい

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そりゃイライラも貯まるし、当たり散らしたくもなる

そんな中、よく頑張った!!
ファッションショー成功おめでとう

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なんか、夢に向かって頑張る仲間に囲まれ
生き生きとしている妻の姿が輝いて見えた

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窓から外を眺めると、向かいのビルには
スポーツで夢に向かって頑張っている人たちの
姿が見え
私もかつてはこんな輝きを持っていたのかな
なーんてふと考えてしまいました

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さてさて、妻に負けてはいられません
ラムが輝ける場所への入口まで導いてやるのが
今の私の使命、ポンコツな身体にムチうって
まだまだ頑張ります

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ケンカの絶えない家族だけど、夢に向かって
頑張る者同士の集まった家族ってのも
捨てたモンじゃない
こんな幸せの形もあるのかなと少し思えた
1日でした
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by kinosuke_otowa | 2011-11-10 22:40 | Switzerland
トレーニングメニューを一新
すでに来年の新演目に向けていくつかの練習は
開始していたのですが、全てのトレーニング内容が
レベルアップしたことでラムも苦戦しています

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そんなラムを横目に私は衣装づくりを頑張ってます

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来年も今までと同じキャラクターと衣装でいくつもり
なのですが、ラムの成長が早くて
今までのモノはサイズが小さくなってしまい
同じモノを新調することになりました

新調といっても自作です、、、

まずは衣装から取りかかりたかったのですが、こちら
では和風の生地が手に入らずネットで日本から購入

日本から届くの待ち

そこで、マスクの製作に取りかかりました

先週のうちに顔型の石膏取りを終えたので、今週は
それに合わせてマスクの型作りから始めました

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これがその新しい型からとったプロトタイプ一号
スイスは物価が高いから日本で作るよりコストが嵩む
こんな事なら日本にいるときに作ってくれば良かった

これのパテ埋め補修と磨きをしながら、ラムへの指導
もしてるから今週は忙しくて

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それと、新たにいろんな人たちとの出会いなんかも
あってなかなかブログ更新出来ませんでした

すみません

いくつかトレーニングについての質問のメールが届
いてるので、それについてもブログに上げたいと思
っているのですが、これについてはもう少し時間を
下さい

あっ!! そうだ
これだけは言わせて下さい

一年前にラムが、少しの間通ってた体操クラブの
発表会を偶然にも見る機会があったんです

あの時は指導者の考え方が間違っている!!

と言い切ってラムを辞めさせたものの
その後、同じ指導者として自分自身の指導は
人さまの指導をそう言える内容なのか!?
と心のどこかで気になっていたの

で す が

でも、今回はっきりしました

その判断は間違ってなかったよ
(自画自賛で恐縮です)

ラムと同じぐらいのレベルで同時期にスタートした
子が今だ一年前とはそんなにも変わりなく、ラムは
すでにそこで二年キャリアが上の生徒たちと同じレ
ベルに追いついてました

これを見た時、ラムと二人で顔を見合わせニヤリw
(嫌なことにこんな時に親子であることを感じます)

ラムはこれによって自信がついたらしく、新しい練習
内容が今までより難易度も高く、辛いはずなのに
嬉しそうに積極的に取り組んでます
私はこの事によって、少し肩の荷が下りた気分がし
ました

再びマスク作り頑張ります
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by kinosuke_otowa | 2011-11-08 11:08 | Switzerland
ラムのエンジン始動
出掛けた時に偶然、友人が習い事に
真剣に打ち込む姿を目にしたラム

それで刺激を受け

帰宅後、トレーニングルームに篭もって
黙々とトレーニングを開始しました

せっかくなので、そのやる気をビデオに
撮ってみましたよ



まだまだ完成にはほど遠いですが
来年にはちゃんと見せれるモノに
なってると思います

このヤル気が続いてくれると良いなー
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by kinosuke_otowa | 2011-11-02 10:02 | Switzerland