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ラム 頑張ってます
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ラムは手の平に出来ては潰れるマメの痛さと闘いながら
私はトレーニングや資料作りで寝不足&筋肉痛と闘いながら
あっという間に一日が過ぎていく
そんな日々が始まってからようやく一ヶ月が経とうとしています

はじめのうちは顔を見合わせては深いため息をついていた
のですが、最近はため息も少なくなり
どうにかそのペースにも慣れてきました

サーカス学校での仕事中に休憩をとろうと出口に向かって
いると、ラムが他の先生に綱渡りを習っているのを見掛けた
ので、練習中の写真をこっそり撮ってきました

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私の仕事のせいで、スイスの小学校に通いながらフランスの
サーカス学校に通うという国境をまたいだ、フランス語と
ドイツ語を使いこなさなければいけない厳しい状況ながらも
ラムは頑張ってくれています
幸いにも小学校の方が夏から3年生に進級し、ちょうど
フランス語の授業が始まるらしいのでそれが救いです

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帰り道に決まって立ち寄るケバブショップ。ラムの大好物の
ポテトとケバブ肉が箱いっぱいに詰まったドナーボックスが
ここではなんと3ユーロ
サーカス学校の後は、ここに立ち寄りドナーボックスを買って
列車で食べながら帰るというのが日課となってます

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お店の人ともすっかり顔馴染みになってしまい
「おっ、ラム!! 今日の学校での練習はどうだった?」と声を
掛けられるぐらい仲良しです

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今週からサーカス学校が地元の学校に合わせて二週間の
春休みに入ります

ここのところ、ラムは頑張ってるからこれに合わせサーカスの
トレーニングを少し休んだらどうだい?

と尋ねると、

「ドナーボックスが食べれないのは残念だけど、この春休みの
間に更に頑張って春休み明けには皆を驚かしてやるんだ。
それに手のマメがまた柔らかくなっちゃうのも嫌だからね」

と、なんとも嬉しい事を言ってくれます ^ ^
こんなことを娘に言われちゃ私も休むわけにはいかない
ですよね
この休みの期間中に、私も前倒しに仕事を進めて
心と時間にゆとりを作ろうと思います

そして、そんな頑張ってるラムへのご褒美に
この休みの期間中にサーカスに連れて行ってやろうと
考えてます

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このサーカスには、私のサーカスパーフォーマーとしての
人生に大きな影響を与えたウィップパフォーマーが
いるので私も彼に会えるのがとても楽しみです


実家にお願いした曲芸道具が届く日を
ラムと共に楽しみにしています
ヨロシク
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by kinosuke_otowa | 2012-04-19 07:20 | France
日本語の擬態語に救われた
海外に出てみると、今伝えたい言葉が英語で出てこなく
辞書を引いてもそのものズバリという単語が見つからない
といったことが多くあります

私の場合は、なぜかその多くが擬態語

擬音語は世界中どこの国の言葉にも同じようにあるらしい
のですが擬態語はそうでもないらしく、言語の中でも日本
語は特に擬態語を多く持つ言葉らしいです

例えば、ザラザラするとか、キリキリ痛むとか、ホカホカ
とかいう表現はゼスチャーやその場のフィーリングで相手
に伝えることが出来ても、全く同じ表現として使われてい
る単語が英語には無く電話の時など、状況を他の言葉に置
き換えないと相手に伝えることが出来ず困ってしまいます

私はコントーションという身体の柔軟性を高める技術を教
えているのですが、痛さの種類やそのレベル、感覚などを
英語で相手に伝えるのに、それを表現できる適切な言葉が
見つからずいつも困ってました

そこで、筋肉の張りやコリ、痛みの種類などといった感覚
をそのまま日本語を単語として生徒に覚えてもらい使って
います

例えば、

今までの限界を超えた筋の伸びとズキズキとした痛みを感
じる感覚。思わず声が出たり、表情がゆがんだり目を大き
くしてしまうなどのリアクションが始まる地点を
『ズキズキ』Zooki Zooki

硬い筋にじわりじわりと痛みが生まれ、伸ばしている筋の
どの部分に無理がかかっているかを痛みが教えてくれる
感覚。これ以上は自力で負荷をかけれないと思う地点。
自分の前回までの限界点を越えたぐらいを
『ジワリ』Jiwarly

伸ばしたい筋に硬さとバネの戻る時のような引っ張る力を
感じはじめ、おだやかに痛みが伝わってくる感覚を
『ヤンワリ』Yanwarly

と教えています

これらは私の仕事において、生徒それぞれの痛みや感覚に
個人差さがある中で自分の状態を相手に伝えるのに非常に
役立ってくれています


今日はこれら日本語の擬態語に救われたというお話をした
いと思います

つい最近までサーカス学校の指導者として落ち着き先を決
めるための就職活動をしていたのですがこんなことがあり
ました

いくつかの希望するサーカス学校に資料を送ったのですが
その中の一つのサーカス学校から着信があったので内容へ
の問い合わせか面接の連絡かなと、期待を持って連絡して
みると、なんと私の提出した資料が盗作ではないかとの
確認の電話であった

私が学校に送ったコントーション教室のクラス概要と指導プラ
ンとほぼ同じものが、他の人の資料としても送られてきた事を
知らされました

こんな事を本人に確認してくる事にも驚いたのですが、そ
れだけ興味を持ってくれているとするならばそれは有り難
いこと、そう思い期待を持ってこれらの資料の内容について
説明していきました

冒頭でも書いたように私のコントーションの教え方は私の
これまでの経験に基づくところが多く特徴的で、その特徴
の一つに痛さのレベルを相手に伝えるために日本語の擬音
表現「ズキズキ」とか「ヤンワリ」とか表現を取り入れて
います
これらが日本語から来ている言葉であることをまず説明し
それがなぜコントーションのトレーニングにおいて大切な
のかを話していきました

それらは今までにもサーカスシンポジュームで私が発表し
てきた内容である事を伝えると、それを調べてくれる事に
なりこの場は一旦電話を終えました
それから数日後、私への疑いが晴れたことをメールで知ら
されました

今まで生徒に教えてきたことだし、別に隠すモノでも無い
からとブログで公開したり、生徒に資料なども惜しみなく
渡してきたのがこんな結果となってしっぺ返しを食らうと
は、、、

なんとも切ない悲しい気持にさせられます

その複写を提出した相手が私の以前の生徒とかで、経験
に基づいて書いてくれたモノなら私も嬉しいのですが

担当者が電話で話してくれた内容から察するにかなり専門
的なところまで書いた、私が他のサーカス学校へ教員採用
時の資料用として提出した指導プランからの複写であるこ
とがわかる

しかも、この資料を私が今まで提出した学校は4校。その
うちの一つはすでに採用が決まった今の学校で、それ以外
の3校はいずれも有名なサーカス学校だっただけにそこか
ら資料が外部に漏れこんな事が起こるなんてのはあって
はいけない事

どこからこの資料が複写を提出した人の手に渡ったのかも
気になりますが、もし複写を提出した人が採用されてたら
経験もないのにあたかも経験があるのように演じ指導して
いくのかと思うとそれを信じてついていく生徒が可哀相

とりかえしのつかない事故が起きない事と再発防止をただ
ただ願います

サーカス学校に通う娘を持つ親としてはそれはちょっとだ
まって見過ごせないことでもあるので、以前お仕事させて
もらっていたサーカス協会へこの事を報告することにしま
した(決して個人的な腹癒せからでは無いですよ(笑))

そう言えば、教え子の出演するナイトクラブショーに協会の
人が視察に来ていたとブログに書いてあったので
ワールドサーカスデー開催を目前にひかえて健全さと夢の
ある業界を推進する協会のお堅い人たちが、同じ時期に
ナイトクラブに視察に行くなんて何を目的とした視察か
わからないけど時期と状況を考えた方が良いのでは!?
そんなところに視察に行って使うお金があるなら
アフリカでサーカスを目指す子供たちへの支援や
絶滅危機のゾウなどのサーカスに関係深い動物保護の
予算にあてる方が良いと思いますよ!!
とついでに言ってやろうかな

これは行き場のない怒りをぶつけただけの
やつあたりか(笑) 

娘が巣立つ頃には、業界のこの荒んだ状態がどうにか
なっていて欲しいと願うばかり

今回はいろいろ話がそれましたが、
日本語の擬態語に救われたというお話でした

最近は海外で日本のマンガがすごく普及してきているので
いずれ日本の擬態語がそのままの単語として海外で使わ
れていくなんて事があるかもと考えちゃうのは私だけでしょ
うか?


今週末は天気が悪いので大道芸は無理そうですね、、、
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by kinosuke_otowa | 2012-04-13 21:47 | Switzerland
スタートして一ヶ月が経とうとして います
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サーカス学校での仕事がスタートして一ヶ月が経とうとして
います

私は現在指導者としての新人研修期間で、このスクールの
システムに馴染むため全ての演目指導のアシストについて
いるのですが、若い生徒たちのペースに付き合っているお
かげで身体が辛いと悲鳴をあげ、この一ヶ月間、サーカス
学校の翌日の朝は筋肉疲労で身体が動かずベットから
起き上がれないという情けない自分と戦ってます

先週はブランコの指導についたのですが、身体がブランコ
用に仕上がっていない状態でブランコをやったせいで肩が
肉離れを起こしてしまい

この一週間、首は動かない、手もあげれない、という更に
情けない状態。腰に抱えた爆弾が今のところおとなしく
してくれているのが、まだ救いです

ラムの方はと言いますと

体力と能力的には十分についていけてるのですが、今まで
は自分のペースでいつでも練習出来ていたのに、スクール
では順番待ちがあったり自分だけが集中して指導を受ける
わけにはいかないということにストレスを感じ精神的に辛
い様子
しかも、ここの生徒や先生たちは皆フランス語なのでコミュ
ニケーションが思うようにとれなく、それにも苛立ってる
みたいです

でも、この辛さは、私たち親子にとって確実に夢に一歩近
づいている感を与えてくれる辛さで、笑顔の絶えない充実
した時間を過ごさせてくれています

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こんな状況なので、サーカス学校ではまだ写真を撮る余裕
もなく、行きと帰りの道中の写真になっちゃいますが
もう少し慣れてきたらサーカス学校の様子も写真で報告す
るつもりなのでしばしお待ち下さい


これがYoutubeで見つけたこの学校が番組で取り上げら
れている映像です


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by kinosuke_otowa | 2012-04-11 23:31 | France
Mulhouse の街中散策
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フランス側の隣町、Mulhouse に行ってきました
空港までは何度も行ってたのですが、街まで行くのは
今回が初めて

しかも、2年半も住んどきながら、国境を挟んだ隣町
の名前が、ムルハウスではなくミュールズと呼ぶとい
う事を今更ながら知りました

なんとも、恥ずかしい、、、

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窓の外の風景はバーゼルの郊外とそんなに変わりない
のに電車に乗り込んだ瞬間からアナウンスがフランス語

何を言ってるかわからず
ラムも少し不安になっている様子

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停車駅がバーゼルから3つぐらいだったかな乗車時間
約30分ぐらいでミュールズの駅に到着しました

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駅から出ると、こんな感じですぐにトラムの駅が
道を挟まずして正面に隣接しています

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私たちはトラムを使わず、地図を片手に町中を探索
しながら中央の大聖堂まで歩いてみることにしました

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これが駅の外観

そして、標識に従い歩いて行くとすぐに大聖堂の
屋根が目の前に見えてきました

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トラムの駅にして3つぐらいなのですが、さほど遠く
もなく、ここまでの駅の間隔が直線だと隣の駅が
目視できるぐらいの距離

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大聖堂も町並みも、すごくバーゼルに似ていますね
なのに、会話も看板の表記も全てがフランス語なのは
とっても不思議な気持にさせられます

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街を歩いて気付いたのですが、この街は大聖堂の前に
ある大きな広場を中心にお洒落なストリートが外に
広がるようにのびているようです

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平日にもかかわらずバーゼルよりは多くの人で賑わっ
ていました
なんとなく平日のベルンを小さくしたような雰囲気

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大道芸にはもってこいの環境なのに誰も居ないのは
どうしてなのかなと思い、クレープ屋の店員に尋ねて
みると

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「先週、一斉に取り締まりがあってね、まだその取り
締まり中か終えた後で誰も居ないだけ。あいつらは猫
と同じで餌がもらえるところにはまたすぐに現れるさ」

おしゃべり好きのフランス人らしい少しスパイスの効
いた、それでいて憎めない返答に、ちょっと顔を引き
つりながらも、その親切に感謝しクレープを購入

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あっ!!

そう言えば、バーゼルだと露天の屋台は
冬は甘栗屋で夏はアイス屋の一色なのが

ここでは、クレープ屋とソフトクリーム屋だ!!

そして、パン屋の数も多い。しかも、どの店も品揃え
はバーゼルより多く菓子パンがいっぱい並んでます

物価は、ドイツほどは安くないけどスイスよりは安い
パンだけで見るとドイツとスイスの中間ぐらいかな

スーパーも、スイスでよく見掛けるMIGROS、COOPは
なくフランスでよく見掛けるCarrefourでした

たった30分離れただけの街が、フランス、ドイツ
スイスの国境を越えるだけでこんなにも違うのかと
驚かされます

これを日本で例えるなら、日本と韓国と中国が街境
のように山や川など一つも無く繋がっているような
感じです あり得ないことですけどね

さて、今回ここにきた理由は、

前回のブログでも書きましたが、これから親子でお
世話になるサーカス学校がここにあり

その下見を兼ねての街中探索

サーカス学校があるだけあって街中にジャグリング
ショップもありました

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とりあえずは、人の多い観光スポットから見て回ろ
うと絵はがきを購入して、そこに写っている名所を
尋ねてまわる事にしました

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こんなのや

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こんなのが

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街の至る所にあります

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そして、街を一望できる展望台のあるビルを発見
その下には大きなファッションモールがありました

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あたりもすっかり暗くなったので駅に再び戻り
バーゼルに帰ります
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by kinosuke_otowa | 2012-04-03 19:21 | France