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親からの手紙

ときどき実家から段ボール箱いっぱいに詰まった食べ物
が送られてくる。

頼んだわけでもないのに送られてくるので、野菜や果物
がダブっちゃう事も多々。
この歳になってまで…と恥ずかしさもあったりするけど
今回は何が入ってるのかな? とドキドキしながら楽しみ
に箱を開ける自分もいたりしますw

今回送られてきた箱には娘の好物や、いつも娘と家族の
ように接し遊んでくれている友達たちへのプレゼント
などが入っていた。
うちの母親らしい…(笑)と、それらを箱から取り出して
いると、奥底から僕に宛てた母からの手紙が出てきた。

僕のこの日記をたまに読んでくれているようで、僕たち
の横浜での生活についての心配や、日記に書いた事への
母からの意見などが書かれていた。

言ってもダメとわかっていて書いているのだろうが…

親からの手紙に涙して道を変えるなんて、弱い心はこの
道を志した時から自分の中には持ち合わせていない。
そんなのあったら元からこんな職業にはついていない!

と、今まで親の前で強がってはいたのだが

さすがに自分も娘をもつ親となって、この気持ちは痛い
ほど良くわかる。

長い間、親不孝してきたなぁ…


親からの手紙の最後には、

『 子供の為を思うなら、夢やお金なんかよりまず先に
  どんなことがあっても自分自身が健康でいないと
  ダメなの。娘を見守っていかなきゃいけないでしょ』

と締めくくってあった。

親から言われると、さすがに的をついているだけに反論
できない一言だった。


何言っても、バカなやつだと言われるのわかってる…

でも

あと8年もすると、娘も全てが理解できるようになり
自分自身の道を自分で選択する時が来ると思うから
それまでだから。

たぶん僕が現役で頑張れるのはそのうちの半分4年
ぐらいかな。
それでも、どうにかこの業界に8年すがりついて
娘の人生の選択肢の一つに僕の歩いてきた道ってのを
残してやりたいんだ。


僕は家業を継がなかったけど、親父がその選択肢を僕に
残してくれてあった事にはすごく感謝している。

心のどこかに、逃げ場があるって安心感があった。それ
によってどんな窮地に立たされても頑張ってこれたのか
もしれない。

あまり尊敬できない親父だけど、だからこそ僕は負けた
くない。これが僕自身越えなきゃいけない壁でもあるんだ。

その後は、娘も僕同様に自分の人生を自分自身の意思で
歩いていくと思うから

僕も気の合うやつ見つけて新しい道を歩いていくつもり。
その時は40代半ばかぁ、まだなんとでもなるでしょww

もちろん娘の為にも健康には気をつけるから、そっちこそ
息子が頼りないと思うなら元気で長生きしてください。


さて、いつまでも寝てられない。
娘を保育園に送ったことだし、トレーニングとスタジオの
掃除でもするか。
by kinosuke_otowa | 2008-03-27 12:00 | ディオの日記
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