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旅の終わり

これまで応援してくださった皆様へ

長きにわたり応援していただきありがとうございました。
皆さんにお伝えさせていただきたいことがあります。
娘の将来や個人のプライバシーに関することなだけに報告しようかどうしようか迷ったのですが、間違った情報が独り歩きしている事もあり、応援していただいた皆様には事実を知って頂きたくこのブログにて報告する事としました。
このブログによってこの事を知る方も多いとは思いますが、突然起こった事で私たち親子もこの困難な状況をどうやって乗り越えれば良いのかなかなか答えを見出せず、娘が感性が豊かな思春期だという事もあってここに至るまでに時間を要しました事お許しください。
娘が特発性側弯症で手術を受けることとなりました。
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特発性側弯症とは、何が原因だとか明らかな原因がなく学童期に突発的に脊柱が湾曲する病気が思春期特発性側弯症で、脊柱が回旋を伴って10度以上側方に湾曲する状態をさします。
思春期に稀に起こるこの病気はリハビリや矯正によって自然に治るといった具体的な治療方法もなく今のところ成長期の身体の発達と共に湾曲していく進行をコルセットによって抑えるぐらいしかありません。
神経を覆い身体のバランスを支える脊柱が湾曲するという事は
良い事ではなく進行が進むにつれて色んな弊害をもたらします。無理な姿勢をすると痺れや激痛が走るようになり実生活にも支障をきたすレベルと進行していくので、一定のレベルにに達したところで手術し脊柱の両側に鉄の支えを入れるのが現時点で最善の治療とされています。
それはつまり、鉄柱が脊柱の左右の動きをサポートし無理な動きをさせない事と負荷を軽減してくれるので一般的な生活は
楽にこなせるようになるのですが、鉄の可動範囲によって身体の可動域を一般生活で必要とされる最低限の範囲に制限されることからコントーションパフォーマーとしての終わりを意味します。

今、思い返すと変化に気づいたのは4年ほど前の事です。
トレーニングをしていて少し姿勢が悪いのに気付き背中を見た時に、正常な人より1cmほど脊柱が右にずれているのを見つけました。
それからしばらくして、コントーションのレントゲン写真を撮影する仕事があったので、ついでに医師に見てもらったところ、姿勢が悪いことによって起こる症状でよくあることだから、普段の生活でバランスのとれた負荷を心掛け姿勢を常に気にしてやることで進行しないようにすれば大丈夫と言われました。
そんなこともあって、一応それからはトレーニングをしている時はバランスを気に掛けながらトレーニングし、通学かばんも一方にだけ負荷のかからないようリュックに変えて通学していました。とはいっても、生活には何の支障も症状もなかったので、いつも通りのトレーニングを日課として行い普通の学生生活をそのまま続けていました。
次第に私の仕事が忙しくなっていき、娘も自主トレが多くなりはじめ、週末だけ一緒にストリートでのパフォーマンスを行う活動をしばらく続けてたところ、娘が寒い日にウォーミングアップをおろそかにするとショーの時に時折痛みが走る時があると言い出しました。
まぁ、コントーションパフォーマーにはあるあるの事なので
この時はしっかりウォーミングアップするように言い聞かせ、私もウォーミングアップに付き合いサポートするぐらいでした。
そんなこんなしているちに、父のガンが再発との知らせを受けて私だけ帰国し父の病院に付き添う事となりました。
娘は卒業まではスイスに居たいと言っていたので、卒業を待って帰国することに決め日本での活動を見据えソロパフォーマンスの練習を一人でやっていたそうです。
そして、父が他界し、娘は卒業を機に帰国することになりました。
日本の学校に転校後は学業の遅れを取り戻すために暫くはパフォーマンスの活動を休止して勉強を頑張りたいと娘が希望したのでそれを尊重して学業中心に頑張っていました。
パフォーマンスの練習は週一ぐらいに制限していた時、練習の無い日に、時折激しい痺れと痛みが背中にあると娘が言い出したので心配になり大きな病院に行き検査を受けることにしました。
そこで初めて思春期特発性側弯症であることがわかり、3年間で脊柱の曲がりがかなり進行している状態であることを知りました。医者からは、今後、激しい動きを避けるように言われ、コルセットの装着を勧められました。
この時、
これまでの十数年の道しるべともなっていた目標を失う事へのショック、親子で一緒に世界のステージに立つことを夢に辛いことににもめげずに頑張ってきたこれまでの時間、このために犠牲にしてきた数々の事など、色んな感情が一気に襲い掛かり
親子共に言葉を失い
沈黙のまま一言の会話もなく病院からの帰路につきました。
最初に沈黙を破っったのは娘で、「パフォーマー以外の他の事もやってみたかったから大丈夫だよ」の一言でした。
その言葉に、まだ感情の整理がつかなかった私は「簡単に諦めるって言うな」と声を荒げてしまい、今考えれば本当に申し訳なかったと反省しています。
それから、医者の指示通りにコルセットを装着し進行を抑えようと頑張ってみたのですが娘のパフォーマーへの意欲も薄れてしまい、自暴自棄からコルセットを外すようになり、それが原因で急激に悪化し手術することに至りました。
ここで一度、話を戻しますが、
夢を仕事にしてきた私たちが、本当なら報告することは無かっただろうこの不幸な出来事を報告するに至ったのは、娘に起きたこの不運な出来事を、心無い人たちがコントーションで背中を壊したとか、コントーションは背中に悪いなどのデマに結び付けて広めているという事を耳にしてとても辛かったからです。
最初にも書きましたが、これは突発的に脊柱が湾曲する病気であり、コントーションが原因ではありません。サーカス学校で指導者として多くのコントーションパフォーマーを育ててきましたが同じトレーニング方法で誰一人同じ病気にかかっていません。指導者として親として間違った指導を大切な娘にしてきたつもりもありません。
コントーションが原因というのは全くのデマです。専門医師からの診断書もあります。
これを耳にしたときに、親子共にとても悲しい思いをしました。このデマを拡散している人の中に知り合いの名も含まれていたことにも驚きました、、、
いろいろあった事でしばらく更新する心境にはなれず放置状態となっていたブログなのですが、再びこの場をかりて報告することにしました。

現状報告すると、
娘は来月から入院し手術を受けます。
幸いにも、娘は「パフォーマーって、コントーションだけじゃないから他にも道はまだある。まだ諦めたわけではないから」と言ってくれてます。
私を喜ばせる為に言ってくれてるのかもしれませんが、そうであったとしても素直に嬉しいですね。
私自身46歳を迎える年齢となりサーカスパフォーマーとして娘が再びステージに立つ日をステージで待つのは今から衰えていく肉体的にも技術的にも無理だと感じています。
私を喜ばせる為に頑張ると言ってくれてる娘には申し訳ないですが、ここから先は未来ある娘の足を引っ張りたくないので、一緒にパフォーマーとしての道を歩いていくのではなく、父親として娘の一生を支えていければと考えています。
そして、今日まで応援し支えてくれた皆さまありがとうございました。サーカス親子の旅日記を今日をもちまして旅の終わりとさせて頂こうと思います。
この先、再び娘がパフォーマーとしての道を歩き始めた時は変わらぬ温かい応援をよろしくお願いします。
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このブログは娘と歩いてきた道の記録として、可能な限り残しておきたいと思います

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by kinosuke_otowa | 2018-02-24 06:11
happy new year
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by kinosuke_otowa | 2017-01-07 19:07
トレーニング開始
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by kinosuke_otowa | 2014-01-28 06:42
行けなくてすいません
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母方の祖父が日曜日に亡くなりました。
今日、葬儀なのですが
私たちは行けないのでスイスから冥福を祈ります
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by kinosuke_otowa | 2014-01-23 06:43
『私とムチとフォーム誕生秘話』その5 憧れた場所へ
『私とムチとフォーム誕生秘話』というテーマでフォーム誕生
に至るまでとムチの本場アメリカで初めて披露した時の話しを
前回から引き続きで書いてます


それは側面から撮影した映像では、余分な(使われていない)空間が
無いのに、背後からの映像にはまだまだ使われていない空間がいっ
ぱい映っていたのです

車で言うところの死角の部分です。一方向からだけのビデオの画像
に捕われすぎて平面には映らない奥行きがあることに気づけず、し
かもそれが自分の目では確認できない場所だったがために無意識の
うちに無いと思い込んでしまってました

そこでもう一度、原点に戻り立体空間として再び考え直しです

今まで気付けなかった空間を意識するようにし、その空間を通る軌
道をしらみつぶしに振っていくと、斜めに描く軌道がある事に気付
き、その軌道の範囲を更に探っていくと、その中に照準となる的か
ら目を離さず、さほど身体にも無理を感じさせないフォームがある
ことがわかりました

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しかも、偶然にもそれはゴルフと同じ重心移動でのテークバックが
可能なフォームです

ちなみにテークバックとは前回も説明しましたが、ゴルフなどのス
イングで反動をつけるために腕や身体を後ろに引く動作のことで
テークバックで重心を移動することで遠心力に更に反動を与えるこ
とが可能となります

再びゴルフから得たヒントをもとに、このフォームで試行錯誤を繰
り返しました

そして出来たフォームが私の今のサイドアームです

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センスのある人ならこんなに遠回りしなくても直感でここに行き着
けるのかもしれませんが、何に置いても遠回りしてしまう不器用な
私はここにたどり着くまでに相当の時間を費やしてしまいました

横浜で生徒に教えていたときのビデオがあるので、それを見れば
解りやすいと思うので動画をご覧下さい



完成までに時間は掛かりましたが、そのおかげもあって完成までの
過程でこのサイドアームには今まで以上の可能性があることにも気
づきました

テーブルなど台の下を潜って背後からターゲットを狙うことが出来
たりムチ先をコントロールする事でターゲットを巻き取る事が出来
るので、今までのパフォーマンスの枠を越える事が出来るという
手応えを私は感じました

ちようどその頃、海外ではウィップクラッキング(音を鳴らすムチ)
が愛好家たちの中ではブームになり始めていたのですが、私はそっ
ちには目もくれず、ひたすらターゲットウィップ(的を狙うムチ)の
腕を磨きました

そして、完成したのがこの技です



この動画では剣を絡め取るところまでの映像ですが、ショーでは絡
め取った剣を手にした鞘に入れるという芸を行なっていました

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この技を持って、ムチの本場アメリカで行なわれているムチのコン
テストにゲスト出演した時の事です

ムチを手にしてステージに立った瞬間、会場の視線が私に集まると
共に、今までの道のりと数々の思い、そして憧れていた場所に自分
が現実に立っているという感動が込み上げてきました

ですが、そんな気持を打ち消すかのように

ウエスタンの本場アメリカでアジア人のムチは認めないというアウ
ェイの重圧感が冷やかしと共に私にのしかかってきました

そんな中で私はこのパフォーマンスを披露しました

パフォーマンスの後、一瞬会場が静まりかえり変なざわつきの後
1人の拍手がきっかけとなりしだいに拍手の輪が広まりそれと共
に重圧感も吹き飛び温かい雰囲気へと一転しました

この時の嬉しさと感動は今も忘れません

このパフォーマンスのおかげで、海外への道が開け今の私がある
のです

そして、この瞬間に憧れ私はこの道を目指したのです

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実はこのムチのパフォーマンスはまだ娘には教えていません
いずれ教える日が来るのかと思うと、その日が今から楽しみでな
りません

私が横浜に滞在しているときに数人の生徒にこのサイドアームを
教えたのですが、その中の何人かが現在は指導者となってさらに
生徒に伝えてくれているようです

このフォームをレッスンしている動画をYoutubeにも上げてあるの
ですが、その動画から学んだのか最近ちらほらと海外でもこの
フォームを使う人を見掛けるようになりました

いずれ娘がこのパフォーマンスを手に入れた時に、どんなライバ
ルが現れるのか、技がどう発展していてくれるのか、それを考え
ると妄想ながらワクワクしてしまいます
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by kinosuke_otowa | 2012-02-17 00:13
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by kinosuke_otowa | 2011-07-15 07:56
落ち着きを取り戻したようです
テレビをつけると
フィギュアスケートの浅田真央ちゃんの
番組がしてたのでそれをラムと見ていたら
いろいろ感じるところがあったのか
ラムも落ち着きを取り戻したようで

明日から練習を再開すると言ってきました

一安心です

3月に入り再びスイスに戻るまで1ヶ月を切りました
ラムの大会出場は残念な結果となりましたが
攻めの姿勢で
積極的にいろいろなことに挑戦していこうと思います

今回は浅田真央ちゃんに救われました
メダル獲得おめでとう オリンピックおつかれさまでした
感動をありがとうございます
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by kinosuke_otowa | 2010-03-01 13:28
能登の実家に渡航前の挨拶に行ってきます
アフリカに向けての準備が始まった。

私はお世話になった方々へのお礼回りと、いろんな手続きを
開始、娘は一足先にサーカス学校への合流に向けたトレーニ
ングを開始しました。

娘が本格的な練習を始めたのは3歳。
当初は、サーカス学校のジュニアクラスの事を意識しながら
年齢より先に課題クリアしながら進めてたはずが、いつのま
にか環境に甘えてしまい…
5歳になった今、サーカス学校のジュニアクラスの生徒達に
着いていけないぐらいに完全に遅れをとってしまってます。

これは完全に指導者である私の責任。
本当に申し訳ない事をした…と反省してもしつくせない思い
でいっぱい。 やはり、親子だと難しい…

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今日からしばらくの間、能登の実家に渡航前の挨拶に行くの
ですが、そのついでに体育館に篭って親子で練習してきます。

私の身体作りより先に、娘をどうにか同年代と同じレベルに
持っていかないとね!

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具体的には、

・完全な2点倒立の維持(普通の逆立ちで維持)

・柔軟の強化(背中の柔軟)

・筋力の強化

・倒立での開脚維持

これぐらいなのですが、どれも時間がかかるものばかり

でもやらなきゃ始まらない!

実家で家事に時間をとられない分、トレーニングを頑張る
つもり


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早朝の金沢入り
やはり、こっちはまだ寒い…
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by kinosuke_otowa | 2009-02-11 21:08
撮影が全て終了
ロケも順調に進みようやく僕の関係するシーンの
撮影が全て終了になりました

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それなりの結果も出せたので後は放送されるのが
楽しみです

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ロケに携った皆さんお疲れ様でした
そして、いろいろとありがとうございました

まだ放送前なので今は内容に触れず
放送後に、ロケ日記書きますね

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ロケ終了後、スポーツウィップ協会の面々と
軽い打ち上げをし

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その後、スタジオに戻り空中ブランコの練習

最後は疲れ果て

フラフラな状態で布団にたどり着き
深い眠りの中に落ちた



歯医者に連れてって!! と

娘におこされたのがお昼過ぎ
まだ疲れが完全にとれぬまま一日が始まり

ボーッとしたまま、夜をむかえてます
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by kinosuke_otowa | 2009-01-20 21:24
これにて一見落着です
前回の日記と、みなさまの意見がホテル側の担当者の
目と心に留まったらしく、本日、謝罪にフロントの上司の
方2名が来て下さいました。

しかも、『丁寧な支配人からの謝罪メッセージ』と
『菓子箱』までいただいちゃったりして…

来て下さったホテルの方はとてもテンションが高く
熱のこもった謝罪をしてくれているのですが

それを聞いている僕の方はと言いますと、事件からの
時間差もあって怒りも冷めてしまい

その熱心な姿勢と謝罪に
なにか少しばかしこちらが申し訳ない気に…


いやいや、違う!! ここはちゃんと

誰が悪いとかじゃなくて、こんな事が2度と起こらない
ようにサービスの向上を約束していただかねば!!

てな訳で

皆さんからの意見は、僕の意見と共にちゃんと伝えました。




いやぁ~ 考えて見ますと

たった一人の従業員の不始末でそのホテルのイメージ
全てが決め付けられてしまうってのも大変なことですね。

それが『仕事』で『責任』で『信用』ってもんだろ!!って
言われちゃうとそこまでなのですが

人の集合体ってのは、時にすごいパワーを持っている反面
それを維持して更に大きくなっていくのは、
リスクとも戦っていくってことなんなんだなぁ~と思っち
ゃいました。

特に人相手のサービスを売り物とした業種ってのは
更なる難しさがあり
温泉って自然の恵みを仕事として売っていくには
衛生面や安全面などこれまた大変な事なんだと思います。

  他の温泉で発覚した偽温泉騒動でのお客減少
      ↓
  能登沖地震によるダメージ
      ↓
  今回の円高での観光客減少 と

まだまだ辛い時期が続く温泉業界だとは思いますが
そんな中でもサービスを落とさず頑張る姿勢を
みんな見てないようで、ちゃんと見ています。

それがいずれ人伝いに広がり
信用となって花開く日を楽しみにしています。

謝罪に来てくださったホテルの方、頑張って下さい。


コメントくれた皆さん、ありがとうございました。

これにて一見落着です


風邪気味なので、ちょいと横浜に帰るの遅れそうです
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by kinosuke_otowa | 2008-10-25 22:41